「読書」とは独学への道を拓くこと。

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独学でよかった

私自身、いろいろなところで書いたのだが、本格的に多読を始めたのは今から8年前、大学3年生で就職活動を行っている最中の時である。当時は小樽に住んでおり、小樽から札幌を往復する毎日を送っていて、それで手持ち無沙汰になっていたときに読書を始めたことが始まりだった。

それから読書の魅力にはまり、書評も書くようになって、現在に至っている。その読書を通じて、独学で学んだことも数多くある。もちろん本書の著者も数多くの本に触れ、独学でもって様々な事を学び、道を切り開くことができたという。本書は自らの道を切り開くことができた読書と独学の良さについて、自らの人生とともに綴っている。

第一章「冒険の始まり」

「冒険」は言うまでもなく「知的好奇心への冒険」と言うことである。
著者が本の虫となった少年時代から始まり、映画にも感化された青年時代もあったのだが、そのときは大東亜戦争をはじめとした第二次世界大戦の真っ只中にあった。その戦争についての思い出についても本章にて綴られている。

第二章「読書と出会い」

戦争が終わった後に著者が思ったのは、

「そうだ、また本が読める。私はそう思った」(p.43より)]

である。それほど本の虫になっていたと言っても過言ではない。そして戦後からは読書の幅を広げていき、学者たちとの遭遇をする事も少なくなかったという。もっとも強い影響を受けたのは哲学者の鶴見俊輔氏であったという。そうして読書と映画双方への関心が強まりだしたとき、元々働いていた会社を辞めて、自分自身の興味のあった分野を生業にしていった。

第三章「読む愉しみ」

著者が持っている「読書」の愉しみとはいったい何なのか、本章ではほんの選び方から、読み方などについて提示している。

第四章「独学はやめられない」

様々な本を読み、独学で様々な分野のものを学んでいった。それを生業にし、血肉としていった。そして独学で学び続けることに愉しさを憶え、今もなお読書などを通じて独学でいろいろなことを学んでいく、そのロマンについて本章にて綴っている。

感想

読書はいろいろな可能性を秘めており、私もそのことについて信じている。もちろん独学もまた然りであり、私も今のような仕事をやっているのも、読書を通じての恩恵であると言っても過言ではない。もちろんこれからも読書を続け、そしてその愉しさを享受し続けていく、その意志を確認することのできた一冊と言える。

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