幅広い分野を論じた、野原に咲く花々のように彩り豊かな一冊。

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花の賦

流麗な筆致で描かれた創作作品、
国内外の文学・美術評論など23篇収録。
前作から実に23年ぶりとなる待望の新著。

10年にわたって書き継ぎブログに掲載された文章のなかから、秀作23篇を選出しまとめた作品集。
著者の知的感興が赴くまま、長短の小説、詩、文芸評論や書評、美術論から武道論までを収めた。

あたかも咲き乱れる多種多様な花々のごとく、ジャンルは多岐にわたる。
こうした花の彩りにちなみ、書名を「花の賦」とした。
偶然にも、作品の多くに花の点景がそこかしこに見えている。
花が咲くとは笑うことでもあるらしい。誰が笑うことを愛さざらんか。

人生の儚さが漂う小説「貴腐ワイン」、日本の近現代史について論じた評論「小林秀雄の初期像」、創作の秘密に迫った美術論「アンリ・マティス試論」などを収録。
前著『海の賦』などに続く著者渾身の第4作。

目次

Ⅰ 創作(小説・詩)

滝桜


貴腐ワイン
花火
鮫女
鳥越綺譚
刀筆の歌

テオ

Ⅱ 評論(評論・書評)
小林秀雄の初期像
小説からの序章
文芸批評家の想像力
「最後の批評」(江藤淳)
ヴァレリー素描
『吉田健一』(長谷川郁夫)
『黒猫』(エドガー・アラン・ポー)
『ドルジェル伯の舞踏会』(レイモン・ラディゲ)

Ⅲ 芸術・武道論(美術・映画)
アンリ・マティス試論──懐疑を超えるもの
映画について
現代居合道試論
映画『雨あがる』感傷始末

あとがき

花の賦

花の賦

  • 牧田 龍二

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