科学的にアロマセラピーを学ぶならこれ!!同じ香りでも、分子構造が違うのだよ!

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<香り>はなぜ脳に効くのか―アロマセラピーと先端医療 (NHK出版新書 385)

この本で一番大事なこと

 トレッキングやハイキングに出かけていて、森の香りを嗅いでリフレッシュする人は多いでしょう。街中を歩いていて、おいしそうな料理のにおいが漂ってくると急に空腹感を覚えた・・・とうい経験もあるのではないでしょうか。リラックスや安眠を促すために、部屋の中でアロマ(精油)を香らせる習慣も広まってきました。反対に不快なにおいを感じるとその地下kには立ち入らないようにしたり、食品のにおいで腐敗を察知したり、気持ち悪くなったりします。

 このように、私たちはにおいを嗅ぐと「体や心がなんらかの反応をする」という体験を日常的にしています。またこうした体験について、スパイスや薬味を用いて食欲の増す調理をしたり、眠気覚ましにミントガムを噛んだりと、香りの作用を当たり前のように普段の生活に取り入れています。

 近年、特に注目されているのが、においが脳におよぼす作用です。たとえば、痛みは傷ついた患部からの信号を受け、脳が痛みを感じる物質を産生せいます。つまり、痛みのもとは脳なのです。そのため、がん性疼痛など、これまでの西洋医学では改善が難しかった「全身の苦痛」や「全人的苦痛」といった、トータルペインをやわらげるターミナルケア(終末期医療)の活用が始まっています。

 〈香り〉と脳の関係の最新研究を、一般的な方々に分かりやすくお伝えするのが本書の目的です。香りが脳におよぼす作用は想像以上に大きく、また、体に吸収されるのは微量であるため、経口投与の薬剤に比べると内臓や人体への副作用も少ないこともわかってきました。香り=精油の芳香物質の作用は今後、医療への応用や生活の質向上において期待される分野です。信頼できる科学的根拠(エビデンス)に基づいた論文も次々に発表されています。本書では、科学的根拠に基づき、医療分野で導入が進んでいるアロマセラピーについても紹介しています。

 〈香り〉がヒトの体と心におよぼす作用について、ぜひ理解を深めていただければと思います。

内容

  • 嗅覚のメカニズム
  • 〈香り〉が人体におよぼす影響 ~アロマセラピーのサイエンス
  • 治りにくい・予防しにくい疾患に効く〈香り〉 ~メディカルアロマセラピーの最新研究~
  • 〈香り〉の効能を楽しむ ~精油の使い方~
  • 感想

    よく、ラベンダーの香りを嗅ぐとリラックスできるとか、グレープフルールの香りを嗅ぐと食欲を抑制できるとか聞くけど、分子構造が違うと脳への働きかけが違うと知り、すごく驚きました。合成香料と精油では、分子構造が違い、医療目的では、100%天然植物成分の精油のみを使用すると。じゃぁ、100%のものであればなんでもいいかというと、そうでもない。学名、抽出部位、抽出法、品質など、しっかり知識を得てから選ばなければいけない。さらに、コレ!と思って、勉強して買った精油が「あれ?昨日はめっちゃいい匂いやったのに…?今日はそんな事ない気がする」という些細な悩み事まで、本当にいろいろ書かれている。アロマグッズは雑貨屋さんに売っていたりするので、気軽に始めれそうな感じがするが、医療目的でアロマセラピーをするのであれば、この本は科学的に書いてあるので、信頼できるし、本当にお勧めだと思います。

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