毛沢東 文芸講話 岩波文庫

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文芸講話 (1956年) (岩波文庫)

この著作は中華人民共和国の建国の父である毛沢東が書いた著作である。毛沢東は、レーニン、トロツキー同様に優れた理論家、思想家であり名著とも言われるような著作も書いている。有名な本は、毛沢東語録、遊撃戦論、持久戦論、矛盾論、実践論ではないだろうか。軍事、思想面が強い毛沢東であるが文学についての見解を述べた本がこの著作である。延安で整風運動により、毛沢東は始皇帝のような独裁的地位を中国共産党内で確保した。毛沢東の掲げる文学、軍事、思想以外は中国共産党内で排除し、痛ましいほどの粛清が整風運動では行われた。その時代にこの著作は書かれた。
この著作が1956年に出版されたらしい。それなら、当時は毛沢東は日本国内では英雄的扱いを受けていたためにこの著作はむしろ好感を持って左翼インテリは、読んだであろう。毛沢東思想は団塊世代が主役となる全共闘運動でも影響を与えている。フランスでもサルトル等有名な哲学者にも影響を与えており毛沢東思想は中国国内に関わらず、世界中で影響を与えた。
ちなみにオウム真理教の麻原彰晃とダイエー創業者の中内功にも影響を与えているそうだ(笑)
毛沢東による文学についての見解をこの文芸講話で理解することが出来る。プロレタリア大衆文学について特に書かれている。毛沢東について興味のある人物は必読である。

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