ほんわかしたい

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風に舞いあがるビニールシート (文春文庫)

器を探して
圧倒的なカリスマ性を持つ、美貌と才能に恵めれたパティシエ、ヒロミ。彼女の才能に魅せられて、彼女のもとに弥生はいる。気まぐれなヒロミに振り回される毎日。プライベートでは、結婚を前提にしたお付き合いをしている高典もいるが、ヒロミに理不尽に振り回されている恋人を見て、心中面白くない。
犬の散歩
恵里子は、スナック憩いで働いている。その名の通り、高級感もなにもない時代ががった古酒場で、そんな庶民的なスナックでありながら、恵里子は変わった存在である。そもそも、ホステスになった理由が、犬の飼育のための費用だという。
守護神
裕介は、絶対絶命の危機から脱出するために、ニシナミユキに会わなければならない。彼女にかかれば、レポートなんてお手の物。社会人学生にとっては、なくてはならない、守護神と呼ばれている所以である。何でも、彼女は、二宮金次郎の携帯ストラップを身につけているという。
鐘の音
仏像彫刻の道を目指して、本島潔は大学を辞め、松浦のもとに弟子入りするが、ある仏像との出会いから、その道を脱する事となる。
ジェネレーションX
健一の務める弱者出版が発行する通販情報誌にクレームがついた。その商品を発売した会社の若手社員とクレーム処理対応に向かう事となる。道中、あまりの新人類ぶりに驚く健一だったが、、
風に舞い上がるビニールシート
国連難民高等弁務官事務所に勤める里佳の元
夫、エドはいつも言っていた。
ビニールシートが風に舞う。獰猛な一陣に翻り、揉まれ、煽られ、もみくしゃになって宙を舞う。天を塞ぐ暗雲のように無数にひしめきあっている。雲行きは絶望的に怪しく、風は暴力的に激しい、ら吹けば飛ぶようなビニールシートはどこまでも飛んでいく。とりかえしのつかない彼方へと追いやられる前に、虚空にその身を引き裂かれないうちに、誰かが手をさしのべて引き留めなければならない、と。

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