独裁者のためのハンドブック

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独裁者のためのハンドブック

この本は、独裁者について書かれた本だ。議会制民主主義に生きる日本人にとって、独裁者、独裁国家は理解しにくいのかもしれない。考えた事もないかもしれない。我々から見ると、ヒトラー、スターリン、毛沢東など、キチガイというように見えるかもしれない。最近だと金正恩が世界を翻弄しているが、金正恩を馬鹿や、キチガイ、アホなどと馬鹿にするような罵倒で罵る人物もいる。しかし、独裁者というのは基本的には賢い。単純に考えて賢くないと独裁国家は運営出来ない。金正恩、習近平にしろ賢くはあるのだ。それと何故独裁国家はいかに貧しくとも崩壊しないのか?金正日、金正恩、毛沢東、鄧小平にしろ厳格な言論統制、盟友集団への過度な報酬等が挙げられる。独裁者と言えども政治において全てをやるわけではない。軍事でも全てを独裁者が出来るわけではない。そこで重要なのが盟友集団の存在である。シーザーは天才的な政治手腕でローマ帝国の貧困問題等様々な問題を解決しようとしたが道半ばで暗殺された。その本当の真実は、盟友集団への報酬を引き抜き、民衆へと与えようとしたからである。独裁者において盟友集団は、体制維持の為には不可欠であり、上手くてなづけないと、クーデターなどを起こされる。ここまで述べたようにこの本は、独裁者、独裁国家とは何なのかという事を良く理解出来る本だ。

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  • ブルース・ブエノ・デ・メスキータ,アラスター・スミス

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