黒い禊ぎのあらすじ・書評

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黒い禊ぎ

あらすじ

大学生の青木は、最近中古で購入した自慢のツードアの赤いセリカに、友達二人を乗せてドライブに行くのだが、高速道路で渋滞に巻き込まれ、途中から地道で帰ろうとしたが道に迷ってしまう。

辺りが暗くなり、見た事もない山中を迷いながら走っていると、美しい女性が立ち車に手を振っていた。車を止め、女性を乗せ話を聞くと、自分たちがとんでもない遠方に来ていた事に気付く。

女性が道を知っている事で青木たちは一瞬安堵に包まれたが、時間が経つにつれ、女性が放つ異様な気に恐怖を憶え途中で車を止め、逃げようとするが一緒に乗車していた長浜が車に取り残された事に気付き、戻ると正気を失った長浜が車に横たわっていた。

翌日、青木は神社の息子で霊能力があると噂される、女性のように美しい瀬尾律に事情を話し、もう一度同じ場所に行き見てもらう事にする。

山中で車に乗せた女性が口にした地名に二人は訪れるのだが、律が目にしたのはあまりに異形の様相を放つ神社であった。
律はその神社の東に位置する伏拝神社を指差し、女を乗せた場所がその北北東で鬼門である事を説明した。

さらに、伏拝神社に行ってくれと律が言い、訪れるのだが、そこに訪れると異様な空気につつまれていた。
この神社は、呪いをかけられており、極めつけの邪法だと律が言う。

律は、青木を残し、伏拝神社の本殿へと向かうが、そこには邪気を百倍程濃くした瘴気が漂っていた。
律は本殿裏手の磐座に向かうが、そこにつくと、女性が瞑目し呪文を唱えていた。

要点

現在も沖縄や奄美周辺では、日常的に使われる神ダーリと言われる現象がある。狐憑きならぬ神憑きである。この物語は神ダーリをうけた人物が大きな陰謀の絡む呪いに立ち向かう物語です。

書評

物語と書かれていますが実在の地名や実際の歴史が描かれており、真実味が増し、より物語に引き込まれていきます。実際、300ページ弱の本なのですが、先が気になり2日程で読破してしまいました。

ジャンルで言うとホラーサスペンスとでも言うのでしょうか、この手の話が好きな方は自信をもっておすすめできる作品です。

黒い禊ぎ

黒い禊ぎ

  • 桐生慎

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