ヒトラーの秘密図書館

10037views韓非韓非

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ヒトラーの秘密図書館

これも以前読了した書物だ。しかし簡単に記憶上にあるだけメモしておく。
20世紀で一番世界に影響を与えた政治家は誰かとなるとヒトラーが上がるのではないか。ヒトラーを知らない人物は教育を受けた者では少なかろう。しかしそれと同時にヒトラーに対して興味、奇怪な魅力を感じえた人物もいるのではないか。ヒトラーは謎に満ちたえた人物であり、むしろそれが興味へと繋がるのかもしれない。様々なヒトラーに対する研究書はあるがその中でこの一冊はヒトラーの読書傾向、読書本を研究した本だ。本棚を見ればその人の思想が分かると言う。ヒトラーは実に膨大な読書量であった。記憶力と理解力にも恵まれ読了した本の本質的な部分は良く覚えていたよう。ナチス党員が享楽を楽しんだりしている時もヒトラーは読書をしていたようだ。ヒトラーは寝る時間が深夜であり夜遅くまで本を読んでいたようだ。これは三大独裁者のスターリンと毛沢東もその傾向があったという。この猛烈な読書量、勤勉的部分は見習う箇所があるが、しかしヒトラーの読書は己の思想や政治信条、意見などの補充をするだけであった。一方チャーチルは古典から自己批判や視野の拡大、教養の深化を目指す読書であった。私はチャーチルの読書法が良いと思う。それとヒトラーはニーチェやショーペンハウエルなど哲学書も読んでいたがオカルト系の真偽が疑わしい書物も少なくない。
しかしこの本はヒトラーの読書傾向を知れる珍しい本であり何故ヒトラーは反ユダヤ、反マルクス主義、反民主主義という強烈で凶暴、暴力的な思想になったのかを知る手掛かりになるに違いないのでヒトラーについて興味がある方は一読をお勧めだ

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  • ティモシー・ライバック

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