決して楽じゃない、辛さと苦しさの中で戦い続けること

10086viewsaj_bwaj_bw

このエントリーをはてなブックマークに追加
学校へ行けなかった私が「あの花」「ここさけ」を書くまで

決して楽じゃない、辛さと苦しさの中で戦い続けること

「あの花」「ここさけ」一度は耳にしたことがあるであろう作品。
どちらも、登場人物に感情移入しやすく
高評価を得ている作品。

しかし、その背景には脚本家、岡田麿里さんの
辛い過去があった。

まず、本のタイトルから、学校へ行けなかったことがわかる。
それも、小学生時代のいじめからで
何度か自分を変えようと努力したものの
結局は駄目だったという。

一日中寝たり、漫画を読んだり、ゲームをしたり
でも、学校へ行く”フリ”はする。
母親との関係は朝は学校へ行かないので悪いが
夜になると改善するというもの。

母親と、祖父の3人暮らし。
秩父の閉ざされた中で暮らしていた日々。

その中で読書感想文を書いて提出するという課題をもらい、それにはかならず評価文がつけられていた。

とにかく秩父から出て行きたいと思っていた岡田麿里さんは、高校卒業と共に上京、ゲームの専門学校に入学し、シナリオライターをめざすことに。
ここで、高校時代の読書感想文課題が生かされてくる。

しかし、なかなかオリジナルは書かせてもらえなかったり、苦労しながらも
アミノさんと仕事がしたいと思い、その思いを伝えると

[待望のアミノさんからの返事は「君はどんな人なのか?」というものだった。]]

とある。
登校拒否児ということにコンプレックスを持っていた、そもそも今までの人生がコンプレックスでもあったのに…
しかし、それでもと決意する。

[私自身のことを書くなら、不登校時代を書くべきだ。]]

こうして借りのものができ、あの花の主人公になった。

そして、母親との関係
ここさけを観た実の母親から電話があった…

辛さを乗り越えての作品が、世の中の人に認められた。
そんな岡田麿里の自伝本。

感想

あの花もここさけも大好きな作品なので、
学校へ行けなかったというタイトルを見た時
「だからあんなにも学校へ行けない子の心が書けるのか」と思いました。
ラーメンを作るじんたんに「学校は?」と聞くめんまに、イラつきではなく、どうしようもないんだよ
といった顔をする…

ここさけの、自分のせいで離婚してしまった、おしゃべりだから、だまっていよう…そうすれば事はおさまるという気持ち。
そしてミュージカルで「誰もがお前の言葉を嫌っているのだ」に対して「私…そんなこと…思ってない」と涙する母親。

この本に「お母さん、今までごめんね」と岡田麿里さんが言ったとあるのですが
このシーンを順と順の母親にしてみると、こうなるかな…
というシナリオがあります。

ぜひ、読んで見て下さい。

関連まとめ

本のまとめカテゴリー


コメントを書く