人間不平等起源論

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世界の名著〈第30〉ルソー (1966年)学問・芸術論 人間不平等起源論 社会契約論 エミール

実際この本を読んだわけではないけれど人間不平等起源論だけでなかったのでここで書かせてもらう。でもエミールは漫画で読破しか読んだことがないから読まなければいけないと思う。人間不平等起源論は、なぜ人間の間に不平等が生じたのかを分析した本だ。この本はマルクスにも影響を与えたらしくそのために社会主義という思想が生まれたのだろう。ポルポトも非常に影響を受けたらしい。なるほどルソーは原始社会は幸福だったとでもいうような雰囲気で書いているようにとらえることもできるかもしれない。ポルポトは真の平等、真の社会主義を実現するために原始社会へ戻ろうと国に地雷を埋めたり知識人を粛正しまくったのであろう。しかし原始社会に戻るなんていうのは時代錯誤にもほどがある。個人的な思想ならまだしも政治でやられたら一たまりもない。話は脱線したが話に戻る。自然状態、つまり自然人は不平等がなかったという。自然人とは野蛮人である。自然状態では教養、言語がなかったためだそうだ。人間が改善するために知識や理性を身に着けると不平等が生じることになったようだ。

為政者の職業が確立させると不平等は固定化され、為政者は武装しながら社会制度や法制度を整備することで被治者を組織的に支配する専制的権力を準備する。このように社会制度が整備されると自然状態で感じていた不便よりも大きい不便を感じるようになる。不平等とは人間にとって自然な結果である。しかし法律によって人為的に許容される不平等が自然な不平等よりも大きいならばそれは容認できない。なぜならそれは不自然な不平等であり、自然法に反するものであるからである。

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