ルソー 社会契約論

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社会契約論 (岩波文庫)

この本で一番驚かされたのはコルシカ島がいずれヨーロッパを驚かすという予言である。ルソーの予言通りコルシカ島はヨーロッパを踊らかせた。それはナポレオンボナパルトのことである。ルソーはコルシカ島に行ったのだろうか?どのようにしてこの驚くべき予言をしたのか非常に気になる。今まで生きてきた中でもこれほどすごい予言を聞いたことはないかもしれないというほどである。話はだいぶそれたが、ルソーは一般意志と特殊意志という独自の理性をこの本でたびたび挙げているが特殊意志、つまり利己的な意志は人間はかならず存在すると思うが、一般意思という理性はルソーは常に正しいと言っているがこれは間違っている場合もあるし正しい場合もあるというようにケースバイケースだと私は思う。ルソーのいう理性概念は普遍的とは思われず、独裁的な恐怖政治につながりかねない。実際ルソー信者だったロベスピエールは恐怖政治を行った。この本を読む前に一般意思と特殊意志をある程度理解して読まないと全く理解できないテキストなような気もする。wikipediaでググって知っておいた方が理解は進む。社会契約論は独裁政治の肯定とも読むことができる。実際後世の哲学者でも批判されている。しかしここで気をつけておかないといけないのはルソー自体は独裁政治を望んではいなかったことである。ルソーは左翼なら必ず読むべきだしそうでない方も必読書といえるのではないでしょうか。

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