タロットはいかにして誕生したのか、その真髄に迫る。

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ヴィスコンティ家のタロット

1400年代イタリアの時代背景、流行、そして西洋絵画…
それらを手がかりにタロットの歴史を紐解いた先に見えてくる、
600年もの時を越えた「思想」と「教訓」に迫る。

概要

現在ではもっぱら占いのカードとしての印象が強い「タロットカード」。
だが、もともとはイタリアの貴族の遊び道具として重宝されていたという。
その事実をあなたは知っているだろうか?

広くカードゲーム(博打)に使用されていた「Trionfi(トリオンフィ)」から
現在「タロット」を意味する「Tarocchi(タロッキ)」へ変わっていった理由は?
タロットカードそれぞれに描かれた「言葉」の意味とは?
時代を越えて発せられているメッセージとはいったい何か?

タロットカードの起源と歴史、知見が全て学べる一冊。

著者が長年にわたって現地イタリアで集めた資料の中には、
普段は見ることが難しい建物内部の壁画や貴重な文献の数々、
そして原始的なタロットカードなども含まれている。
余すことなくずらりと掲載されている図版はまさに圧巻。
イタリア旅行のおともとしても活用できそうである。

ちなみに、占いのツールとしてのタロットカードに
自分が聞きたいことを質問してみたら、どのような「言葉」が返ってくるのか?
タロットの講師としても活躍する著者による解説も必見。
ただしその「言葉」とは、占いにおいてはあくまで
「自分自身が答えを導きだすための"助言"をカードに語ってもらった」もの。
くれぐれも答えの決定権は自分自身にあることをお忘れなく。

目次

第1章 予備知識
1 ヴィスコンティ家とスフォルツァ家
2 タロットカードの構成
3 現存するヴィスコンティ家のタロット
4 Trionfi(トリオンフィ)に関する記述
5 1300 年代に行なわれたこと――古代ギリシャ・ローマ時代への関心と表現
6 I Trionfi(凱旋)
7 Trionfi(凱旋)にまつわる2つの流行からの誕生
8 Trionfi からTarocchi へ
9 どれが最古のタロット?
10 誰が描いたのか?

第2章 Trionfi(大アルカナ)に描かれていること
1 「Trionfi(大アルカナ)」の配列
2 カードに描かれている絵(図像)
3 トリオンフィ(大アルカナ)が語ること

第3章 カードの引き方
おわりに

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