ふしぎなたまごはだれのもの?

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ふしぎなたまご (ブルーナの絵本)

みどりの のはらに ゆきのような
まっしろい たまごが おちていた。
いったい だれの たまごでしょう。
だあれも それを しりません。

でも めんどりは いいました。
「ああ しってるわ。めんどりのです。
そして わたしは めんどりでしょう。
ですから これは わたしのよ」

すると おんどりが いいました。
「いや それはちがう。わたしのだ。
これは めんどりのより おおきいぞ。
だから これは わたしのだ」

「あれ あんなこと いっている」
ちいさなねこが いいました。
「おんどりが たまご うむかしら?
これは ねこの たまごです」

「え なんだって ねこのだと?」
こんどは いぬが いいました。
「ねこが たまごを うむものか。
わらわせないで くれたまえ」

こう いぬが いったとき
みしり たまごが なりました。
ほら あなたにも みえるでしょ。
たまごに われめが できたのです。

なかに いたのは めんどりでも
おんどりでも ねこでもない。
かわいい あひるの あかんぼでした。
ええ そうですよ ごらんなさい。

「ほら ぼくだよ」と あかんぼあひるは
たまごから でてきて いいました。
「ぼく ちょっと おなかが ぺこぺこだ。
だれか たべるもの くれないかなあ」

「わたしが もってきてあげる」ねこがいうと
「わたしが」「わたしが」と とりたちも。
「よし では いっといて。ぼくは ここで
ばんをする」と いぬが いいました。

ねこは しっぽを ぴんとたて
「では おんどりさん めんどりさん
いそいで さがしに まいりましょう。
はやく かえって こられるように」

それから 3びきは あちこちと
やわらかい ぱんを さがします。
あひるは ぱんが すきなのです。
ほら みな いそがしく ひろっている。

それから みんなは そのぱんを
あひるに もってきて やりました。
そこで あひるの あかんぼは
むくむく おおきくなりました。

感想

ふしぎなたまごをめぐる話と、かえった卵の世話の話です。本当の親はどこにいったのかちょっと気になりますね。


【キーワード】
ディック・ブルーナ、どうぶつセット、かわいらしい、たまご、めんどり、おんどり、ねこ、いぬ、あひる、ミッフィーの絵、動作の絵少なめ、文と絵の分離型、文章多め、不思議な話

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