中国を近代化させた現代中国の父 鄧小平

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現代中国の父 トウ小平(上)

社会主義だった中国に市場原理を導入してサマリアよりも一人辺りのGDPは下だった中国を経済発展させた鄧小平の伝記。毛沢東によって大躍進政策と文化大革命は実施され見事に失敗して中国は圧倒的な後進国となった。そんな中でGDP2位まで経済発展させた鄧小平はかなり有能で卓越した政治家であるのは間違いない。毛沢東によって3回失脚したが毛沢東も彼を上手く利用するために彭徳懐と劉少奇のように粛清、過度な自己批判はしなかった。それと文化大革命によって発動させた紅衛兵からの暴力をさけるために最低限な保護はしていた。

毛沢東死去の後華国鋒が国家主席になるが彼は無能でなかったが圧倒的に毛沢東や周恩来、鄧小平と比べてカリスマ性がなかった。しかし彼が悪名高い四人組を逮捕したおかげで悲惨な結果は避けたように思える。結局鄧小平が実権を握るが華国鋒はある程度の地位は与えられた。

鄧小平は、偉大な現実主義者であり中国が世界に比べてかなり遅れていることを認めた。もし最初から劉少奇と鄧小平が政治を行っていたらすでにGDPではアメリカに勝っていたように思える。鄧小平はアメリカ、韓国、日本、シンガポールなど発展した資本主義国を模倣しようとした。アメリカの門戸解放、日本との典型など彼は現実的な思考による外交によって中国を発展させようとした。下の方も楽しみである。

感想

鄧小平の伝記。この本は著者が10年もの期間をかけて書いた大作。現代中国を理解するうえでも必読書になりうる。

現代中国の父 トウ小平(上)

現代中国の父 トウ小平(上)

  • エズラ・F・ヴォーゲル

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