落ち込んでもまた立ち直る力「レジリエンス」を育てるために親ができること

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発達障害の子の立ち直り力「レジリエンス」を育てる本 (健康ライブラリー)

* 家庭は子どもの居場所であり、同時に家族が節度を保って共同生活をする場所でもある。2つのバランスを意識し、「居場所」の重視しすぎで家庭のルールが崩れないように注意する一方、発達障害の子が疲れやすいことを考慮して、「共同生活」より「居場所」に重きを置く。
* 親が子どもの対人関係の悩みにあせって対応するのはやめましょう。生活が整い、自律性が育ってくれば、自ずとスキルも伸びる。
* 発達障害の子は失敗が多くなりがち。手助けして成功を増やす。ひとりでは失敗をなかなか減らせない。
* ほとんどできていることを目標に。目標のなかには、①できること、②ほとんどできていること、③もう少しでできること、④大人に言われたらできること、⑤まだ難しいこと、⑥未経験のことがある。保護者は④⑤を最初から目標にしがち。それでは達成感が得られにくい。
* 苦手分野は人を頼ってよいことに。子どもが失敗をおそれなくなるのが大事。
* 子どもの興味やペースを尊重して。興味やペースでなく、課題の克服を意識しすぎると、子どもが苦しくなる。「一定の年齢までにクリアしなければならないもの」「早く克服すべきもの」と考えるのは苦しい。
* 大人は、失敗を言葉ではっきり注意することを重視しがち。言わなければ、相手が問題を改善できないと考える。いっぽうで、成功をわざわざ言葉にするのは野暮ったいと考える。しかし、恥ずかしくても喜びはそのつど言葉にしなければ、発達障害の子どもには伝わらない。
* 他の子と比べてほめることは避ける。子どもは達成感をもてないまま、他の子に対する優越感としての自信をもつ。それは、本来の自信ではなく、小さな失敗で破裂してしまう「仮想的有能感」である。
* 父親が子どもに厳しくしてしまう、あるある。その場合は母親が子どもを励ましたり、父親が子どもを叱ろうとしたときに間に入ったりしてトラブルを減らそう。
* 最初は特に問題になりやすい「強い叱責」「高い目標設定」「努力の強要」などをしないよう、家族に協力を求める。

感想

よくまとまっており、特に発達障害をもつ子の親御さんはもちろん、発達障害のないお子さんにも役立つ内容と思います。

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