周りはあなたを責めていない。あなたを責めているのは自分自身。

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いつも「自分」だけ責める人  被責妄想は「うつ」の前兆 (角川oneテーマ21)

☆要約1「被責妄想」
被責妄想の人は、責められていないのに責められていると感じたり、
怒られていないのに、怒られていると感じたりする。
同じ言葉でも、悪い方に考えてしまうのが被責妄想の人。
でも、それは小さい頃の再体験に過ぎず、全ては一人芝居。

そう感じてしまうのは、小さいころの記憶が原因。
小さいころに周りの人から責められて育ったから、そうなってしまった。
親は愛情飢餓感から子どもに愛情を求める。
本来は自分の親との間で満たすべき愛情欲求を子どもとの関係で満たそうとする。
親は子どもを責めることで精神を保つ。
子どもを責めるのは、親が求める愛情を与えてもらえないから。
親は口答えしない心優しい子どもをターゲットし、ずるい子どもには迎合する。

☆要約2「自己憎悪の外化」
理想の自分と実際の自分との間にギャップがあると(自己憎悪)、カレン・ホルナイが言うには次の3つの特徴が現れる。
1、自己蔑視
2、自分に対する怒り
3、内的強迫的性

ここでは「3」の内的強迫性の外化について考えてみる。
外化とは、自分の心の中で思っていることなのに、他人が思っていると思ってしまうことです。

自己憎悪の結果の一つが、「~しなければならない」という感じ方(内的強迫的性)。
その強さは、自己憎悪の激しさに比例する。

内的強迫的性の外化が、他人に強制、威圧、プレッシャーをかけること。
そうして、親は自分の心の葛藤を解決する。
結果、子どもは心の自由を失い、他人に攻撃出来なくなり、自己憎悪に陥る。

「こうならなければ」と思っているが、「こうならない」。
だから、「あいつはバカ」だと周りを攻撃する。
口汚くののしる人や、ののしるような記事が載っている週刊誌を買う人は、そうすることで自分の心を安定させようとしている。

☆要約3「コミュニケーション」
自分に出来ることに喜びを感じていれば、不満や怒りは解消する。
また、人とコミュニケーションができれば、不満は解消される。
しかしコミュニケーションが出来ない人は、不満が解消されず、怒りが心の中で燃え続ける。
その影響はイライラ、八つ当たり、迎合、防衛的、睡眠障害などとして現れる。

☆要約4「すべては自分の心」
失敗を許さないのは他人じゃなく、自分。
外化している人にとって、他人はすべて同じ。
同じ自分の心の中の住人。

人と親しくなれない人は、他人をすべて同じに見ている。
世の中にはすべてをさらけ出して良い人と、さらけ出してはいけない人がいる。
社会の中で生きて行くためには人を見分ける能力が一番大事
人と親しくなれない人には、その能力がない。

☆要約5「解決策」
被責妄想を克服するには相手を理解すること。
理解とは、相手が「淋しい」と言ったのは「自分の気持ちを説明した」のだと理解すること。

被責妄想の人や恥ずかしがり屋の人などは、自分の心に囚われて、相手を理解しようとする姿勢がない。
そして、相手に関心がない。
相手に関心があれば、相手が自分を責めているのか責めていないのか、不愉快なことか愉快なことかがわかる。
自分にも相手にも関心を持てば、被責妄想は治る。

被責妄想の人は正しい解釈をしない。
勝手に非難されていると思ってしまう。
だから、解釈を直す必要がある。

一日の終わりに、「あの人は自分を軽く扱ったわけではないのかもしれない」と反省する。
「あの時不愉快になったのは、もしかすると小さいころの再体験ではないか?」と振り返る。
こうして解釈を徐々に直す必要がある。

感想

コミュニケーションが出来ない、誰かといるのが辛い。
そんな人におすすめです。
自己啓発本よりも、根本的な知識を手に入れた方が楽になります。

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