死を前に両者の葛藤が興味深い

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ジャッジメント

20××年。凶悪な犯罪が増加する日本で、新しい法律が生まれた。それが復讐法だ。犯罪者から受けた被害内容と同じことを合法的に刑罰として執行できるものだった。
第一章 サイレン
天野義明は、16歳の息子朝陽を、19歳の4人の少年に拉致監禁され、激しい暴行を受けた後、4日目の早朝に殺害された。事件の残虐性から主犯格の堀池剣也に、復讐法が施行された。
第二章 ボーダー
14歳の吉岡エレナは、深夜二時、同じ家に暮らす祖母の吉岡民子を殺害した。そして、母京子が、復讐法を選択した。
第ニ章 アンカー
一人の通り魔的な犯行が、白昼堂々と行われた。その惨劇により、3人の命が奪われた。被害者の兄、被害者の婚約者、被害者の娘が復讐法の選択を、迫られる事となる。複数いる場合は、多数決となり、選択した者が刑を執行する事となる。
第四章 フェイク
人の過去や未来などが見えるということで有名な霊能者、神宮寺蒔絵が、孫の同級生を殺害したという事で、復讐法が適用される事となった。財界人にも政界にも信頼の厚い蒔絵の法の適用という事で、復讐法反対を掲げる人々など、いつにない、騒ぎとなっていた。
第五章 ジャッジメント
内縁の夫と妻のネグレクトと虐待で、幼い妹の命が奪われた。兄の隼人(小5)は妹の仇をとるために、実母たち2人へ餓死へと導こうとするが。

執行監視員である、鳥谷文乃は、犯罪率が低くなったとはいえ、本当にこの法は必要なものであったのかどうか、日々、様々なケースに直面し、悩み、苦悩する。

感想

とにかく考えさせられる。

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