簡易懸濁法マニュアル

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簡易懸濁法マニュアル

簡易懸濁法の写真入りマニュアル

簡易懸濁法の手順を豊富な写真を使ってわかりやすく解説するだけでなく、粉砕指示の処方を応需した時点での要確認ポイント(投与経路の確認、簡易懸濁法または粉砕法の使用)も解説。
実際に処方箋が簡易懸濁法に適しているかを判断する適否基準や、マニュアルや基準だけでは判断できない現場で直面する様々な疑問に答えるQ&Aも掲載。

読む前に知っておきたいこと

簡易懸濁法とは

錠剤粉砕やカプセル開封をせずに そのまま温湯に入れ崩壊懸濁させ経管投与する方法です。 錠剤の嚥下が難しい場合に、飲水なら可能という状態や、 経管栄養や胃瘻投与しやすい方法になります。
錠剤の嚥下が難しい場合に、飲水なら可能という状態や、経管栄養や胃瘻投与しやすい方法になります。簡易懸濁可能な錠剤と困難な錠剤がそれぞれあるため、注意が必要です。

懸濁方法

1回に服用する全薬品を約55℃の温湯20mLに入れて最長10分間自然放冷します。
粉砕調剤は、乳鉢・散剤分包機などに薬が付着し投与ロスが発生してしまう可能性がありますが、簡易懸濁ではこのロスがなく、また細いチューブも通るため、経鼻経管の細いチューブでも安全に投与することが可能です。

従来の粉砕法のデメリット

粉砕法で注入した際に「チューブが閉塞してしまった」という経験をもつ人も少なくないかもしれません。
錠剤は一見すると、どれでも粉砕できそうですが、粉砕後の粉末が水に均等に懸濁しなければ、チューブから注入したときに閉塞する可能性が高くなります。

簡易懸濁法のメリット

1)簡易懸濁法適応薬剤は崩壊・懸濁する薬剤であるため、閉塞リスクは最小限ですむ
2)調剤・保管段階では剤形を破壊しないため吸湿性や光分解は受けない
3)粉砕していないため粉末を吸引することはない
4)粉砕していないため付着しない
5)錠剤やカプセルを視覚的に確認できる
6)一包化調剤することにより「朝食後」「昼食後」「夕食後」など服用時期でまとめて調剤することで管理しやすくなる

簡易懸濁法マニュアル

簡易懸濁法マニュアル

  • 倉田 なおみ,石田 志朗

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