受験生以外に民法を学んでみたい方にもおすすめの本

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国家試験受験のためのよくわかる民法

どんな本?

概要

行政書士、宅建、司法書士、不動産鑑定士、公務員試験等の国家試験の受験生向けに書かれた民法の参考書です。小さなカテゴリごとに簡単な設例を出し、それに対してどのように民法では対応されるのかということが解説されています。受験生のために、各カテゴリごとに練習問題が差し込まれています(司法書士、行政書士の過去問やオリジナル問題)が、基本的にはほぼ読み物です。

目次

第1章 民法の基礎
1 民法とはどんな法律?
2 権利の種類・その主体と客体
第2章 占有権と所有権
3 占有権
4 所有権・用益物権
第3章 契約の成立とその効果
5 法律行為
6 契約ーその成立要件と効果
7 代理による契約の成立
8 契約による所有権の移転と登記
9 契約が効力を生じない場合
第4章 契約の履行過程とその内容の実現
10 契約が正常に履行されない場合
11 金銭債務の特質とその実現を確保するための手段
第5章 債権の実現を担保するための手段
12 債権担保の方法Ⅰー物的担保
13 債権担保の方法Ⅱー人的担保
第6章 民法に規定された各種の契約
14 売買契約・贈与契約
15 賃貸借と使用貸借
16 請負・委任・寄託・民法上の組合
第7章 契約以外の債権発生原因
17 不法行為・事務管理・不当利得
第8章 債権の移転と消滅
18 債権の譲渡ー契約上の地位の譲渡
19 債権の消滅原因
第9章 親族と相続
20 親族
21 相続

用語索引

初読後の感想

自分の興味の度合いによってカテゴリごとの集中度がかなり変わってしまった感は否めません。親族や相続のあたりは身近な問題であることもあって理解しやすいものの、細かい判定の違いに悩まされます。完全に理解しているとはいいがたいですが、大枠を理解することはでき、初学者にも読み切ることができるくらいには平易に書いてくれています。設例にはもう少し物語性があった方がとっつきやすかったのにという部分は惜しいところでした。
ポイントとしては、ページの右端に用語の説明が適宜出てくるところはとても親切で便利です。慣れない用語が多く、すっと目を滑らすと解説があるという構成はとても助かりました。

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