羊は見つからないけれど

582viewsそりょんそりょん

このエントリーをはてなブックマークに追加
羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫)

「羊を探しに行く」
何も北海道まで行かなくても。マザー牧場でだって羊は見れる。でもそうじゃない。彼は、全てを投げ打って、ある羊を探しに行く。名前も知らない、驚くほど耳の綺麗な彼女を連れて。

200年前は何もなかった北の果て、雪降る北海道の山奥で、羊男と出会い、ずっと会いたかった旧友「鼠」と再会する。

よく「この小説は何が言いたかったの」と尋ねる人がいる。もし何かを言っているとしたら、「こういう風な世界もあるよ」ということだろう。なんで、どうして、はこの小説にない。導かれるままに、自然に、雪かきをするように、生きていく。大切なものを失っては、取り戻そうとする。

彼の世界がそこにある。そう、自分の世界があったっていいんだ。

感想

自分だけの世界がそこにある。自分だけの世界があったっていいんだ、と思えたら、少し楽になる。

関連まとめ

本のまとめカテゴリー


コメントを書く