統計からみた幸福論

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新しい幸福論 (岩波新書)

第1章 ますます深刻化する格差社会

第2章 格差を是正することは可能か

第3章 脱成長経済への道

第4章 心豊かで幸せな生活とは

長期間にわたって日本人が最も充実感を感じているのは家族団らんの時だということである.
すなわち家族と一緒にいる時に充実感があり,日本人にとって家族がいかに重要なものであるかを明確に示している.
家族に愛情を強く感じているし,家族のメンバーに何か不幸な事が起きないことを願っているし,もしメンバーにトラブルが発生すればお互いに助け合うというケア世話に勤めると解釈できる.
余暇を特色から大別すると次の3つに凝縮してよい。すなわち1.休息、2.気晴らし、3.自己開発、である。人々は自由時間をここで列挙した3つの項目に配分していると考えてよい。

第5章 いま、何をすべきか

おわりに-私が思うこと

総まとめとして幸せな人生を送るにはどういう心がけを持ちながら生活すれば良いのだろうか。 私の思うところを綴ってみよう。

他人との比較をしない

人は生まれながらにして他人との比較をする習性を持った動物である.
幸福論の一つとして相対仮説というのがあって他人と自分を比較して他人より優位な状況にあれば幸福を感じるし逆に劣位であれば不幸を感じる.
例えば所得であれば低所得の人は高所得の人を羨ましく思うし逆に高所得の人は低所得の人に優越感を抱く.
人間の身体能力,知能,容姿,性格など様々な特性において服を不幸にして個人によって優劣の差を持ちながら人は生まれてくるのでこれに関しても人々は自分と他人と比較しがちである.

多くを、そして高くを望まない

これを別の視点から考えると心理学でよく用いられることであるが期待の程度が高いとそれに成功できない時のショックは大きいが期待の程度が低いとたとえ失敗してもショックの程度が小さいというメリットがある.
一方で期待の程度が低いとそれに成功した時逆に喜びが大きくなるメリットが多い.

他人を支援することに生きがいを

人は他人に尽くすこと、あるいは他人を助けることによって幸せを感じるという指摘から触発されたのである。
ボランティア活動を始める人がいるという事実がこの事を物語っている.
ボランティア活動が無償であるべきか有償であるべきかは議論の残る点ではあるが少なくとも他人を助けたいという希望の強い人であることは確実である。
他人を助けることに幸せを感じるという利他主義に価値があると思う人の気持ちを大切にしたい。
しかし一方で利己主義を好む人もいるので全ての人が利他主義の気持ちを持つようにとまでは要請しない。
すなわち他人を支援することに無関心の人はいても良いのである。
ただし、そういう人は他人からの支援を期待してはならないし、強い自立の精神を持つようでないと生きていけない。

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