偉人も失敗だらけだった?

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僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう (文春新書)

第一章・山中伸弥_どんな失敗をしてもいい。学生時代にやった失敗は絶対に無駄にならない。

日本にいると世界を過大評価ちゃうところがあります。
「世界を知る」あるいはもっと単純に「知る」ということには二面性があって一つはこれまで自分が知らなかったことを知ることです。
例えばこんなにスゴい人がいるんだということを知ることですがもう1つは何だ自分と同じじゃないかということを発見することでもありますよね。
論文だけ読んでいると外国のすごい研究室で雲の上の世界のように思っていても実際にそこに行って彼らとディスカッションをしていると何だ自分達と同じことを考えているんだなと実感できるわけです。
同じように若い人たちも山中さんのことを雲の上の自分達とは全然違う人なんだと感じていると思いますしそれも無理ないと思います。
でもそう思っていたら自分なりの最初の一歩が踏み出せないんじゃないか。
山中伸弥も最初から今の山中伸弥であったわけではないのです。

第二章・羽生善治_ある種の小さな挑戦とか、冒険、あるいは身近で未知なるものに出会うという機会を求めていくことは、非常に大切なのではないかと思います。

もう一つミスにミスを重ねてしまう理由としてその時点から見るという視点が欠けてしまうことがあると思います。
*「ミスの後にミスを重ねてしまわないようにするにはまずは一息つくこと、そしてもう一つは今初めてその局面に出会ったのだとしたらという視点でどう対応すればよいかを考えること。」

何か物事に挑戦していくときただ結果だけを求めているとどうしてもうまくいかなくて苦しくなってしまうことがあります。
ですからそのプロセスの中で、「ああこれって凄い!面白い!」とか「やる価値があるなぁ」と言った感動を見つけられるかどうか。
それは挑戦し続けていくときの大きな原動力になると思います。
*確かにそう。だから嬉しかったメールとかそういうのは取っておいて自分のモチベーションにつながることは貪欲にそれを何回も利用してやろうと思うことも大切。

羽生:どうやってもダメな時は何か変わったことをやっていかない限り事態が好転しませんから大胆なことを試すチャンスだと考えています。
ただこれも新しいやり方を始めてすぐうまくいくケースはほぼないので、おもわしい結果が出なくてもある程度の期間を辛抱すると言うかうまく乗り越えていかなくてはいけない。
だからいかにして挑戦していく期間モチベーションを下げないかということが大切になってくるんです。

永田:わかり過ぎちゃうと踏み出せない所がある。
私が留学するときがそうでしたね。
私の場合は招いてくれた先が何やっているのかろくに調べもしないで行ってしまった。
アホな話なんですが今の若い人たちは情報が十二分に利用できるので細かいところまで調べたり自分で世界一周して留学先として良さそうなところを調べるという人まである。
それは決して否定されることではなくていいことなんだけど、自分の人生を調べ尽くして決める場合もあれば「エイヤッ」といい加減なところで思い切って踏み出してしまうことが結果的に良い場合もあるような気がしますね。
情報がたくさんあることは今の時代の大変さかもしれませんね。

僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう (文春新書)

僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう (文春新書)

  • 山中 伸弥,羽生 善治,是枝 裕和,山極 壽一,永田 和宏

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