知行合一、吉田松陰という人物

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世に棲む日日〈1〉 (文春文庫)

第1巻の物語は幕末の思想家であり、明治政府の礎となった人物たちを輩出した松下村塾の塾長吉田松陰の一生である。2巻以降は松陰に影響を受けた高杉晋作が主な主人公となっていく。
何故松陰が時代の先を行く思想を持ち得たのか、人物像を通して描かれているため非常に理解しやすく、読みやすい。その思想が故に短い一生となってしまうのだが、思想とい虚構を貫き通した彼の姿には感銘を受けざるを得ない。そして思想をあるがままに語り、人々を惹きつける彼の素直な明るさにも。その姿から読み手の受け取り方は違うども何かしら学ぶべきところはあると思われる。読んでいて自分の思想、生き方を考えさせられる作品である。小説だけで終わらず一種の自己啓発にも繋がるような内容であり、非常に内容の充実した作品であった。

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