生活安全特捜隊、結城警部。決して派手ではない事案にも、いろいろな背景が見えてくる。

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聖域捜査 (集英社文庫)

警視庁、生活安全部、生活安全特捜隊の班長を務める、結城警部。

彼は入庁以来刑事を志していたが、意に反して、地域課・交通課勤務が十数年。
警部昇任試験に合格し、やっとの事で本庁に呼ばれたものの、「執行部隊」と言われる
生活安全特捜隊に赴任することに。
刑事経験がないのに、12人の部下を率いる班長という立場になる。
戸惑いながらも、目の前の細々とした案件に真摯に取り組む。

すると、いろいろ見えてくるものが。
連続殺人、強盗などという派手な事案ではないが、結城警部の目の前にある事案一つ一つには、
さまざまな背景があったのだ。
市井の人々の暮らしに横たわる、誰もが持っている「聖域」に踏み込んでいく。

年上の部下、石井警部補とのやりとりも、最初は気を遣いながらもだんだんなじんでいく。

主人公結城警部が、等身大の人間で、よい。

感想

捜査一課などに比べると、地味な印象の生活安全部。そのなかでも執行部隊と言われる「生活安全特捜隊」。派手さはないが、日常の様々な案件に対応する。どこかの警察署で、今日もこういう人たちががんばってくれているんだな、と思える。

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