ガール 、30代女性の心の中ってビックリするほどに面白い(☆★★★★)

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ガール (講談社文庫)

30代の働く女性たち

本書では、5人の働く女性達にスポットライトが当てられている。彼女らの年頃で抱えるであろう現実的な悩み…結婚、出産、不動産購入、昇進等々に対して、実直にもがく彼女らの姿が見事に描かれている。本書の見所は、間違いなく彼女達のキャラクターである、もう最高。

ガール達の魅力

彼女ら、ガール達の魅力は、何と言ってもその強さにある。30歳を過ぎたガール達は、人生の酸いも甘いも、裏も表もひと通り経験している。到底のことでは動じないのだが、彼女達には悩みがある。そう、結婚、出産、不動産、昇進だ。そういった悩みは、彼女らを強い「女性」から「女の子」に変えてしまう。ここで、女性と女の子の間を右往左往する彼女達の姿は、実に人間味に溢れ、危なっかしくもあり、そして愛らしい。読者はすぐに、そんな彼女達の魅力にハマってしまうに違いない。

読み手によっては、大きな希望!?

読後の僕の素直な感想は、「虚を突かれた」と言うべきか。きっと、本書を読んだ男性な感想の多くは「あぁ、女って強い。男って小さいなぁ」と言ったところだろうか。女性は、男性よりも随分と若い年齢で様々な決断を強いられる。そんな決断の連続が、女性を強くするのだと思う。今、色々な事で悩みを抱える女性にとっては、ガール達の痛快な決断力とも言うべき強さは、きっと大きな励ましになるだろう。

まとめ

ガール達のキャラクターに魅せられて、何度も読み返したくなる、そんな作品。30代女性の心中には、皆に共感と、励ましを与えてくれるような素晴らしい悩みがきっとあるのだろう。

感想

奥田英郎作品は、相変わらずキャラクターが良い!

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