人事業務は多岐にわたることを理解するには良い1冊です

433viewsenoenoenoeno

このエントリーをはてなブックマークに追加
稼ぐ人財のつくり方 生産性を2倍にする「攻めの人事」

人事あるいは人事部というものに全く縁が無いのと人事部の中の人たちってどんな仕事をしているのか? 稼ぐ人財とはどんな人なのだろう、それをつくる人事ってどんなスーパー人たちだろうなどなどすごく興味が湧いたので読んでみました。攻めの人事、SWP戦略、稼ぐ人財のつくり方・・・レビューするにはたくさんあり過ぎます。ですので、個人的に興味の強かった箇所をいくつか挙げてレビューいたします。

・「ヒト・モノ・カネ」で一番使えていないのがヒト(P48〜)
こう書かれると、そうなんだぁと改めて考えさせられました。モノやカネは予想外の動きをすることがほとんど無いから使いやすい・・・金利を払う、メンテナンスをする、計画どおりに使えるが、ヒトは個性があり画一化できない。確かにそうですね。そのヒト(労働人口という意味において)が日本では2015年〜2030年にかけて909万人減るそうです。神奈川県がまるごと無くなるレベル。であれば、ヒトをうまく使いこなす+本書でいう稼ぐ人に育てるのをやるかやらないかの時代にもう突入しています。

・会社が職務を与える時代から、多様なタレントを活用する時代へ(P149〜)
社会やニーズの変化スピードが速すぎて1年単位での評価では遅い、現在の評価制度が時代にそぐわなくなってきている(ノー・レーティングという評価制度もでてきている)、アメリカ型の適所適材と日本型の適材適所がタスキ掛けあって新しい方向に動いている。会社が職務を与えるのではなく、職務とタレント(を持った人財)のマッチングを他社より早く行う重要性がますます高まると筆者は書いています。

・稼ぐ人財をつくる7つのポイント(P189〜)
会社や組織の総支配人(ジェネラルマネジャー)を置く、会社や組織が求める人物像を決める、ビジネス現場の声を吸い上げて人事戦略に反映する、など計7つのポイントを挙げています。どのポイントも人事部主導で行うことでより効果と成果があげられると理解しました。こうなってくると人事部とはなんぞやと思わず問いかけてしまいます。これらすべてを実行に移したらどれだけの時間と費用なのだろうと他人事として考えてつつ、現在の社会やニーズの変化のスピードを考慮すると、これらの1つでも早く実行しないと勝ち残れないんだろうなぁといった危機感も同時にありました。

感想

私の人事部に対する非常に勝手なイメージは、人とその周りの管理をしている裏方の部署でした。ですが本書を読んで、こういった人事・人事部もあるんだという新鮮さと彼らの仕事はすごく多岐にわたっており、加えて本書では伝えきれていない、もっともっとたくさんの業務もあるのだろうなぁと、そして、そんななかでももっと人財について良くしていこう、良くしていかないと勝ち残れないことが理解できました。勝ち残るための攻めの人事、SWP戦略や生産性を2倍にするというったお話はぜひ本書を手にとってご確認ください。
今回も拙いレビューに最後までお付き合いくださりありがとうございました。

関連まとめ

本のまとめカテゴリー


コメントを書く