海・川の役割

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改訂6版 環境社会検定試験eco検定公式テキスト

重要ポイント

●海は地球環境の形成のために、重要な役割を果たしてきた。
海は生物の共存に欠かせない水の供給源となっており、自然界における水の循環のサイクルの中で重要な役割を持っている。
海は地球表面の約71%を占め、残りの29%は陸地である。
【水の循環サイクル】
海→海水の蒸発→大気中の水蒸気→雨、雪→地下水、川→海

●地球上の水の約97.5%が海に存在している。海水は太陽の熱エネルギーにより蒸発し水蒸気となって、淡水(真水)化される。
地球上の淡水は、地球上のすべての水の2.5%である。
【海の役割】
①地上生物に欠かせない、淡水をつくる水蒸気の発生源である。
②二酸化炭素を吸収、貯蔵する。
③海洋生物の生存・成長の環境を与える。
④海流などにより、海洋資源や物質を移動させる。

●海の表層では大量に二酸化炭素が溶け込み、海洋中の植物プランクトンなどの光合成により取り込んだ二酸化炭素は多くの海洋生物の体となり、その遺骸は海洋の中・深層に貯蔵されている。
(「生物ポンプによる海洋の二酸化炭素の貯蔵機能」という)

●海の表層と深海底には、海水の大きな流れである海洋大循環がある。表層を流れる海流に暖流と寒流がある。
深海の海流は、北極周辺で海底に沈み込み、1000年以上もかけて世界の深海部を巡り、再び北極周辺まで戻っている。
「熱塩循環」と呼ばれるこの循環は、地球の気候に深くかかわっていると考えられている。

●川は自然界における水循環の一翼を担っている。
【川の働き】
①生活用水、農業用水、工業用水、水力発電用など、重要な水資源を供給する。
②植物プランクトンに必要な土中の栄養分(窒素、リン、カリウムなど)を海に運ぶ。

語句解説

淡水資源2.5%

2.5%の3分の2は極地の氷河や深層地下水。私たち人間を含む生物が利用できる淡水はごくわずかである。

植物プランクトン

湖沼や海域などの水域に棲む生物のうち、浮遊生活を送る生物のこと。植物プランクトンは光合成を行っており、海に棲む生物の食物連鎖の底辺を支えている。

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