地球の生い立ち

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重要ポイント

●地球は約46億年前に太陽系の中で誕生した。誕生したばかりの原始地球は厚い雲で閉ざされ、大気には二酸化炭素濃度が高く、酸素はなかった。41億年ほど前に陸と海が形成され、生命誕生の環境が整った。
40~38億年前、海中のアミノ酸が化学変化して生命体である原始バクテリアが誕生し、生物の進化の長い歴史が始まった。27億年前には、ラン藻による光合成が活発化し大量の酸素が海中に供給されるようになり、酸素呼吸を行うよう進化した生物が繁栄してきた。

●大気中の酸素濃度の上昇により、約6億年前にオゾン層が形成され、生物に有害な紫外線が吸収されるようになった。地表への紫外線の照射が緩和され、動植物が陸地に進出し様々な生物が誕生した。その後、様々な種類の生物、絶滅を経て、陸海の大量の動植物が化石となり、石炭・石油・天然ガスなどの化石燃料として、現在のエネルギー源となっている。

●地球の長い歴史の中で、生物の働きが地球環境に大きな変化を及ぼす一方、生物自身も新たな環境に適応するよう進化し、多様化してきた。化石燃料の大量消費などによる人間活動に起因する地球環境問題は18世紀半ばの産業革命からはじまった。地球カレンダーにおいて産業革命は「12月31日23時59分58秒」。私たち人類は46億年かけて作り上げてきた地球環境を極めて短時間で劇的に変化させようとしている。

語句説明

地球カレンダー

1月1日(46億年前) 太陽系第三惑星「地球」誕生。
2月9日(41億年前) 「陸」と「海」の形成。
5月31日(27億年前) 光合成を行うバクテリアの登場、酸素の提供開始。
11月14日(6億年前) オゾン層の形成、有害な紫外線の吸収
12月31日23時37分(20万年前) ホモ・サピエンス(現生人類)誕生
同日23時59分58秒(250万年前) 産業革命、化石燃料の消費始まる。

原始バクテリア

バクテリアとは細菌のことで、非常に小さな単細胞生物の仲間。地球上で初めて誕生した生命は、紫外線の届かない海の中で誕生した。

光合成

緑色植物が太陽のエネルギーを使い、根から吸収した水と葉から取り入れた二酸化炭素を材料にして栄養分(ブドウ糖)を作る。このとき大気に酸素を放出する。

オゾン層

地上10数~50㎞上空の成層圏と呼ばれる領域のオゾンが豊富な層。

紫外線

太陽光線中の紫外線は地表に届く光の中で最も波長が短く目で見ることができない。紫外線の一部は皮膚や目に有害な光線で、日焼けや皮膚がんの原因になる。

化石燃料

古代の大量のプランクトンなどの動植物が土中で化石化して生成されたもので、地中に埋蔵されている石炭・石油・天然ガスなどの資源。

産業革命

18世紀後半にイギリスで始まった産業の大変革。この変革によって手工業から機械工業に変わった。機械の動力として蒸気機関が利用され、石炭などの化石燃料の使用が急増した。

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