「世界がもし100人の村だったら」地球環境問題

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2016年版 環境社会検定試験eco検定公式過去・模擬問題集

重要ポイント

●2001年発刊の「世界がもし100人の村だったら」は、日本でミリオンセラーとなった。この本は、「世界ではさまざまな環境や社会の問題が起こっているが、それらを解決するには、一人ひとりがわがことととらえ、具体的な行動を起こす必要がある」と教えている。さまざまな環境問題に対して単に理解する段階から、具体的な行動に移すべき時期にきている。
環境問題には国境や県境はない。誰もが世界や社会を良い方向に変えるチャンスを持っている。

●環境問題は常に変化している。日本の高度成長期では産業公害が多発したが、因果関係が明らかになり、公害対策により一定の成果をあげてきた。一方、現在の地球環境問題は複雑で、私たちの日常生活自体や企業活動も影響しており、被害者と加害者の区別も明らかではなく、即効的な対策が難しくなっている。

●人口の増加およびそれに伴う経済活動の拡大により、資源・化石燃料の大量消費や汚染物質・廃棄物の大量排出が起こった。結果、地球温暖化、オゾン層破壊などの問題が発生している。この状態が続くならば、資源の過剰な消費による枯渇、自然破壊が進み将来の世代の生存基盤が脅かされ、持続不可能な社会となる。

●現在は、豊富な資源を使って豊かな生活を送る人と、生活するための食糧や燃料の確保すら容易でない人々がおり、貧富の差、不公平さが拡大しつつある。

●これらの環境問題を改善・解決するためには、一人ひとりが問題を認識し、情報などを共有して行動することが必要である。

●環境と経済が両立した社会を目指す必要がある。その政策として2008年後半からの記入機器を契機とした世界経済停滞などへの対応のため、世界各国でグリーン・ニューディール政策が検討・推進されている。これは、環境への重点的な投資で経済成長を図ろうというもので、環境と経済の両方の危機を同時に解決していくことを担っている。

語句解説

Think Globally.Act Locally.

「地球規模で考え、足元から行動せよ」の意。地球環境問題を考えるうえで非常に有名な標語。地球環境問題を単なる知識として知っているだけでなく、「地球規模で考え、様々な問題を自らの問題として捉え、身近なところから取り組む必要がある」ということを良い表す。

グリーン・ニューディール

国連などで発表されたグリーンエネルギーの開発などによって世界経済を立て直そうとする政策。2008年後半からの世界金融危機などへの対応のため、世界各国でこれに沿った政策が推進されている。アメリカではオバマ大統領が環境改善への投資で経済を活発化し、雇用拡大を狙った政策を打ち出している。

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