死刑執行の流れ

327viewspurinpurin

このエントリーをはてなブックマークに追加
元刑務官が明かす東京拘置所のすべて―取り調べ、衣食住、死刑囚の処遇…知られざる拘置所暮らしの全貌

死刑囚とは

死刑の判決が確定した囚人に対する人間である。
死刑が執行されるまでその身柄は行刑施設に拘束される。

懲役囚との違いは?

罪をおかしたものはまず拘置所に収監される。死刑囚は刑務所ではなくそのまま拘置所内にある死刑房に収監される。

死刑囚は刑務所にいない?

死ぬことが刑なので拘置所で待機することとなる。裁判中もずっとこの拘置所にいる。無期刑などに減刑された場合は刑務所に輸送されるが、死刑が確定された場合は死ぬまで一生出て来れないこととなる。確定してから平均7年で死刑は執行される。

死刑囚の生活

タイムテーブル

起床7:00 朝食7:25 昼食11:50 夕食16:40 就寝21:00

意外と自由

懲役囚は労働作業で罪を償うが、死刑囚は死んで初めて罪を償ったことになるので、生活は自由である面が多い。申請をすれば微量ではあるがお金を稼げる軽作業もできる。
運動時間もある。お菓子なども買える。テレビ番組も月に4度見れる。服装、髪型も自由。

部屋の間取り

3畳ほど。奥にはトイレがある。
天井には備え付けの24時間監視カメラが設置。

当日の流れ

死刑執行は当日の朝に知らされる

午前9時頃に処遇部門の刑務官と警備隊の数名が独房の扉を開け、本人に死刑の執行を通達する。この時、何かをやりかけていたとしても、片付けも、荷物の整理も許されず、そのまま刑場へ連れて行かれる。そして10時には処刑される。

反応は様々

通達を受けた死刑囚の反応は様々で、素直に覚悟を決める者もいれば腰を抜かして立てなくなる者、物を投げたり暴れたりして抵抗する者などがいる。
だが有無を言わさず刑務官たちが両腕を抱(かか)え、処刑場まで連行する。

執行室に到着したら

まず仏間のある部屋へ通される。教誨師がお経を上げる。
希望すれば遺書を書くことも出来、また、お菓子や果物を食べることも出来る。タバコが許可される拘置所もある。
全て終わると白装束に着替えさせられて、顔には白い布をかぶせられ、手には手錠をはめられ、隣にある処刑場へと連れて行かれる。

処刑場

構造

中央には四角い床があり、ここに受刑者を立たせる。床はスイッチで開閉するようになっており、下の階につながっている。
床を開けて死刑囚を落とすボタンは壁に5つほど設置してあり、1つのボタンを1人の刑務官が担当する。ボタンどれかが開閉スイッチになっているため、執行官の心理的負担を軽減できるとされる。

執行の瞬間

部屋の中央に立つと、すぐに刑務官が首にロープを巻きつける。足も縛る。スイッチが押され床が開くと同時に穴の中に死刑囚は吸い込まれるように落ちて行く。2~3メートル落ちたところでロープが伸び切って止まり、死刑囚の首は強烈に伸び切る。このまま30分ほど吊るしたままの状態にする。

執行を担当した人は

ボタンを押す係を受け持った刑務官には現金2万円が支給され、彼らのこの日の仕事はこれで終わりである。寺院などにいって供養してもらったり、その1日を忘れるための飲み会に使うなど。

関連まとめ

本のまとめカテゴリー


コメントを書く