歯磨きから始める健康

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歯磨き健康法 お口の掃除で健康・長寿 (アスキー新書 85)

歯と全身の密接な関係

脳:脳の老化と歯の本数

食べ物を噛むと脳への血流が促されて脳を活性化すると言われている。
海外のスポーツ選手が、競技中によくガムを噛むのもこのため。歯の本数が少なく、義歯も使用していない人や、噛む力が弱い人でも認知症が多いという研究結果も。

骨:歯を支えるのはあごの骨

歯はあごの骨に支えられている。歯を失うと、その歯を支えていた部分が「不必要な骨」になり、時間とともに収縮することが分かっている。
あごの骨が収縮するとその部分が骨折しやすくなったり、老けて見えたり、発語に影響が出たりする。

肺:口の中の細菌が肺に

病気や加齢で飲み込む力が低下し、食べ物や飲み物、唾液が誤って気管に入ってしまうことを誤嚥という。
この誤嚥によって口の中にいる細菌が肺に入り込むと肺炎を引き起こすことがあるため、高齢者では特に注意が必要である。

胃腸:胃腸の負担は噛んで減らす

歯の代表的な役割である咀嚼は、食べ物を細かくし、唾液に含まれる消化酵素と食べ物を混ぜ合わせて消化・吸収の手助けをする。この状態で胃腸に送ることで、胃腸の負担を軽くする。

血管:詰まる一因は歯の病気

血管が詰まっておこる動脈硬化。詰まった血管の部分を調べると、歯周病菌が見つかることがあり、その確率は歯ぐきの炎症がひどい人ほど高くなる。
歯周病菌が歯ぐきなどから血管に入り込み、固まって動脈を詰まらせる可能性があると考えられている。

心:生活を豊かにする

歯を失ってしまうと食事を自由に楽しめなくなるだけでなく、笑顔に自信が持てなくなったり、発語があいまいになって、結果的に人とのコミュニケーションを楽しめなくなる一因になる。生活の質(QOL)の面からも歯は重要な役割を担う。

生活習慣病と歯

メタボ予防にも

食事の際によく噛むと、満腹感を感じやすくなり、食べ過ぎを予防する。
しっかり噛める歯を維持することは障害を通じてのメタボ予防になる。

歯科医院で糖尿病改善

糖尿病患者が歯周病を患っているケースが多く、歯周病を治療すると血糖値が正常に近づいたり、反対に血糖値が改善すると歯周病の症状が軽くなることがある。気になる人は歯科医院で歯周病のチェックを。

お口のトラブル

睡眠中に歯ぎしりをしてしまう

歯ぎしりは心理的なストレスを抱えていると起こりやすいと言われ、歯や歯茎に悪い影響を及ぼすだけでなく、肩こりや頭痛の原因になることも。
マウスピースの使用などで改善されることもあるので、歯科医院で相談を。

口が渇きやすくなった

唾液の分泌が少なくなると口が渇きやすくなる。こまめな水分補給を。
また、一部の降圧剤や睡眠薬などの副作用でも同様の症状が起こることがある。

歯ぐきが下がってきた

歯磨きが強すぎたり、歯周病や加齢によって歯ぐきが下がってくることがある。
歯ぐきが下がって歯の根が見えていると、そこから虫歯になる可能性がある。歯の根はすり減りやすいので、やさしく磨く。

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