食物アレルギーに関する知識

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アレルギー医療革命 花粉症も食物アレルギーも治せる時代に!

食物アレルギー全般

定義

食物によって引き起こされる抗原特異的な免疫学的機序を介して生体にとって不利益な症状が惹起される現象

症状例

●皮膚:紅斑、じんましん、血管性浮腫
●粘膜:結膜充血、眼瞼浮腫など(目) 鼻汁、くしゃみ(鼻) 口腔違和感(口)
●呼吸器:嗄声、呼吸困難、咳嗽、喘鳴、チアノーゼ
●消化器:嘔吐、腹痛、下痢
●神経:頭痛、不穏
●循環器:血圧低下、不整脈、四肢冷感
●全身性:アナフィラキシーショック

疫学

わが国の食物アレルギーの有病率は乳児で約5~10%、幼児で約5%、学童期以降が3%程度と考えられる。
即時型食物アレルギーの主要原因食物は鶏卵、牛乳、小麦である。年齢別にその頻度は異なる。
また、皮膚症状の誘発率が非常に高いが、ショックも誘発されうる。

アレルギー表示制度

加工食品にアレルギーの原因となる材料が含まれる場合、重症度・症例数の多い7品目については表示が義務付けられている。
症例数が比較的少ない、重篤な例が少ない、現段階で科学的知見が必ずしも十分でない20品目については表示が推奨されている。
また、特定原材料7品目に由来する食品添加物については、表示義務がないキャリーオーバーおよび加工助剤に該当する場合であっても、最終製品まで表示する義務がある。

表示義務品目 特定原材料7品目

●卵
●乳
●小麦
●えび
●かに
●そば
●落花生

表示推奨品目 特定原材料に準じるもの20品目

・あわび ・いか ・さけ ・さば ・いくら(すじこを含む)
・りんご ・もも ・バナナ ・オレンジ ・キウイフルーツ
・くるみ ・カシューナッツ ・まつたけ ・やまいも ・ゼラチン
・大豆 ・ごま ・牛肉 ・鶏肉 ・豚肉

関連用語説明

●加工助剤
加工食品を製造する過程で使われ、最終製品の完成前に除去されるものをいう。
(例:次亜塩素酸ナトリウムを野菜などの殺菌として使用し、その後洗浄除去する場合)
●カゼイン
牛乳に含まれる蛋白質。熱には凝固しにくいが、酸で固まる性質がある。
カゼインナトリウムは結着性に優れているので、アイスクリーム、ソーセージ、菓子などに用いられる。
●キャリーオーバー
使用する原材料に含まれている食品添加物で、最終製品には残るがその中では効果が発揮しないものをいう。
(例:クッキーに使用したマーガリンに含まれる乳化剤)
●ゼラチン
水様性コラーゲン。主に牛、豚、鳥、魚から作られ、ゼリーなどの菓子類の他、ソーセージなどのつなぎとしても用いられる。
●乳化剤
混ざりにくい2種類以上の液体を乳液状またはクリーム状にする添加物。卵黄、大豆、牛脂などから作られ、牛乳から作られるものではない。
●ホエイ
牛乳に含まれる蛋白質。酸や酵素で固めた時に残る液体部分(乳清)。

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