宇宙はなぜ「暗い」? 気にしたこともなかったです。

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宇宙はなぜ「暗い」のか?

題名のとおり、気にしたこともなかったです、本書の表紙を見るまでは。気になると知りたくなるので、さっそく手に取りました。私自身は宇宙や天体など、いわゆる一般的に天文学といわれる類に非常に疎く、オルバースのパラドックスってなに?レベルが果たして本書内容を理解できるか不安でしたが、著者は例えも一般的なものを用いて非常にわかりやすく書いているので、すごく理解しやすいです。ぜひ読んでみてください。以下、簡単ながらレビューいたします。

第5章 夜空が暗い本当の理由
1項 夜空はどこまで見えている?
夜空を見上げた時、はたしてどこまで遠く(の星)まで見えているのか? 星の光はまっすぐ飛んできます。その光の前に別の星があれば、後ろの星の光は遮られます。私たちが見ている光はいちばん手前の星の光、ではその距離は? 本書では背景限界距離として1,000垓(10の23乗)光年としています。計算式などは本書で確認ください。

2項 星の寿命が足りない
1,000垓光年離れた星の光が私たちに届くには1,000垓光年かかります。星の寿命が太陽と同じ100億年だとすると、1,000垓光年の星の光は1/10兆です(100億/1,000垓 単位:光年)。となると、届く光の明るさも1/10兆。

ところで、私のように疎い人間でも「138億年前のビッグバンによって宇宙が誕生した」と聞いたことはあります。ということは、私たちが見ることのできるいちばん遠い星の光(距離)は138億光年前までということ、それより遠くにある星の光は宇宙年齢138億歳では足りない(見ることができない)となります。

感想

レビューしたいことはまだまだあるのですが本書へ譲ります。本書のメインテーマ「オルバースのパラドックス」への回答は5章3項に書かれています。また、メインテーマ以外にもみなさんが1度ぐらい疑問に思ったテーマの答えをわかりやすく書いてくれています。例えば、空の色(青空、夕焼けの赤)、雲の白、空気のない宇宙で太陽はどうやって燃えているか など。また、一般的ではないですが、さまざまな電磁波(X線、赤外線、マイクロ波など)で測る宇宙の明るさもなるほどという具合に書かれています。本書は宇宙や天文学に興味を持つきっかけとしてはすごく良い1冊です。最後まで拙いレビューにおつきあいくださりありがとうございました。

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