「希望をはこぶ人」に学ぶ人生の知恵

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希望をはこぶ人

■はじめに
ユーモアに富んだ誠実な賢者と語られるジョーンズという老人の話。小説なのだがとても素敵なストーリーが語られる。

そこにあるたくさんんの人生の知恵はぜひ読んで欲しいと思っている。

最も大好きな教訓

「五羽のカモメが防波堤に止まっている。そのうち一羽が飛び立つことを決意した。残っているのは何羽か?」

その答えは五羽である。決意と実際に飛び立つことは全く別ものだからだ。決意そのものになんの力も無い。残りのカモメと一緒。なんの違いも無い。

冒頭のエピソードでは主人公の一人アンディは両親を相次いで失い、ホームレス同然の生活を送っていた。そこでジョーンズという老人と出会うことになる。

■アンディのストーリー
ジョーンズ「確かに君は間違った決断と心の持ち方の為に桟橋の下で暮らすことになったが、現時点では想像も出来ない明るい未来を切り開くために今、この桟橋の下にいるんだよ。」

アンディ「よくわからない、たとえわかったとしても信じない」

ジョーンズ「いつか必ず信じる。若者よ。君がさっき批判した教えだがみんな誤解しているようだね。神様は自らの意思に基づいて人々を相応しい場所に住ませると言う教えをなぜ神様は自分を山頂や豪邸に住ませるべきと解釈するのか。つまり君はいるべきところにいる。不毛な地にいるように見えるかもしれないが決してそんなことはない。」

そこで三冊の本を勧められる

・ウィンストンチャーチル(イギリスの首相を2回務め自分より大きな悲劇と挫折を乗り越えており、人生の終盤で大成功を収めている)
・ジョージワシントンかーバー(黒人奴隷として生まれ勉学に励み農業改革を行った植物学者の話)
・ウィルロジャース

これを勧め、ジョーンズは経験は最良の師と言う言葉があるがそうじゃない、他人の経験こそが最良の師であると言い本を渡した。
影響力のある人になりたいとか、人々の共感を得たいなら、一緒にいて楽しい人にならなければいけない。君に対する他人の評価はそれくらい大切なんだよ。さらにそう加えた。

次の三冊
・ジャンヌダルク
・エイブラハムリンカーン
・ヴィクトールフランクル

以降の本
・ハリートールマン
・フロレンスナイチンゲール
・ダビデ王
・ハリエットタブマン
・エリザベス一世
・ジョンアダムズ
・エレノアルーズベルト
・マークトウェイン
・ジョシュアチェンバレン

その後に自分で図書館に返すように言われアンディは自ら
・ジョージワシントン
・アンネフランク
・クリストファーコロンブス

を自ら選んで借りた。その後アンディは結婚もし自分の仕事を得ることになりジョーンズとは会えなくなったがジョーンズの言葉や進めてくれた本をアンディは忘れない。

その他複数人のエピソードを元に教訓が語られる。印象に残った箇所だけ下記にピックアップ。

■ジョーズの人生の知恵
・愛情の表現の方言。これは4つの種類がある。タイプによりどの表現が必要かは変わる。
①承認の言葉(子犬):褒めてやると全身で喜ぶ。逆に否定やいかりはきんもつ
②親切な行為(金魚):さわられたいと思わず優しい言葉をかけて欲しい訳でもなく、えさをくれて水槽をきれいにしてくれればじゅうぶん。それで愛を感じられる
③肉体的接触(猫):よくからだを摺り寄せなでで貰おうとする。私を撫でてと表現する
④相手と質の高い時間を共有すること(カナリア):カナリアは餌が欲しい訳ではなく、話しかけて欲しい訳では無い、そばでじっと歌を聞いて欲しい

・思い悩むのはそれだけ頭のいい証拠である、不安を打ち消すには理詰めで考える必要がある

・風に吹き飛ばされた誰かの帽子を追いかけて道に飛び出したんだ。結局男は車にひかれて死んでしまったよ。深く思い悩むのはそれだせあ
たまがいいからだ。あたまの良い人ほど想像力豊かで創造性に優れている

・いずれ性的魅力に気がとられなくなったとき、2人で分かち合えるものがなければいけない。結婚生活を続けると性的魅力はそれほど重要じゃかくなる。他にも重要なことが出てくる。結婚の判断材料は家族、また自分の友人に勝るものはない

・間違いを犯したのなら謝れば事態は収まる。しかし、謝ってもおさまらない事態があるとしたら間違ったことをしたからである。過失と故意の違い。

・あらゆる点でうまくいってる人がいる。そういう人はまわりの人が一緒にいたくなるような人だからさ。一緒にいてワクワクする人。これが究極の成功法則になる。

・ものの見方という種を心にまくことが出来たと思っています。絶望しているとき何より必要なのはものの見方です。視点を変えると心が落ち着き心が落ち着くと明晰に考えることができる。その末に新しいアイデアが浮かぶ。それが答えをもたらす。

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