多様化する金融サービス

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金融のプロに騙されるな 生命保険・投資信託との正しいつきあい方 (朝日新書)

預金や投資信託など様々な種類の金融商品がある。利率につられて購入する前に注意するポイントを押さえておく必要がある。

金融商品を選ぶ際の注意点

金利が高いが短期の預金

例えば年利4%などとうたっていても満期が3ヶ月だった場合、利息も月割になるため1/4にしかならない。

投資信託とセットで金利を上乗せする預金

投資信託は購入時に手数料がかかり、基準価格が上がるかどうかも不明。金利が少し上乗せされても利益には即結びつかない。

満期延長型定期預金

円建ての定期預金で年利1%など高金利だが、満期日が銀行の判断で伸びたり繰り上がることもある。
途中解約は原則できないので使用目的のある資金は使わないこと。解約すると元本割れのリスクがある。

個人向け国債

5年満期と10年満期の2種類があり、どちらも半年ごとに利息が支払われるが、中途解約には注意。
5年物は金利が発行時のままの固定金利型だが、中途換金で過去4回分の利息が調整料として差し引かれる。
10年物は半年ごとに金利を見直す変動金利型で、中途解約で過去2回分の利息が差し引かれる。

外貨建て金融商品

日本円をドルやユーロなどの外貨で購入する金利商品。利率は高いが、為替リスクに注意。円高になると元本割れする可能性が高い。
外貨預金は外貨債権に比べて手数料がかかる。外貨投信、外貨建て年金などの商品もある。

マネー防衛のポイント

金融資産の見直し

今ある金融資産で株式や投資信託などの金融商品に預けているもの、銀行の預貯金や国債などに預けたもの、保険商品などに分類し、現在の資産を計算して把握しておく。

株式や投資信託に損が出ている場合

株安がしばらく続きそうな気配が濃厚とされている。選択肢は以下の通り。
①値が下がってしまった株は、そのまま長期的に持って値上がりを待つ。
②毎月配当金を受け取れる投資信託は、価格が下がっても配当金がそこそこ入るので、待ち続けて様子を見る。
③値が下がってしまった投資信託を買い足して、バランスをとる。これにより購入した基準価格が下がるので、損のないところまで戻しやすくなる。
④これ以上損を出さないように売る。

今後のマネープラン

●安定性を狙う
・これから近い将来に使う予定のあるお金は定期預金などで確保しておく。
・ネット銀行など一般の銀行に比べて金利が高い預け先を選ぶ。
・キャンペーン商品は限定された期間内で金利が上乗せされるので、ひとまず預けて様子をみる。
・国債などを購入する。
●利益を狙う
・配当金を受けられる投資信託を購入する
・為替による円高メリットを生かし、外国の債券などに投資する投資信託を購入してみる。
・投資信託を毎月一定金額購入する。現在は基準価格が安い。一部解約もできる。
・変額年金保険などで元本保証のあるものに加入する。保険部分は生きるが、年金部分は運用益により上昇したりしなかったりする。
・株式は業績の下方リスクの高い銘柄は避け、配当利回りの高い株を吟味。電気、ガス、薬品など、景気動向に左右されず成長性のある株を選ぶ。

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