中央アジアの世界遺産

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世界遺産学検定 公式テキストブック(2) (講談社の世界遺産BOOK)

インド

タージ・マハル:愛妃に捧げた総大理石の世界一美しい墓

古都アーグラーにあるタージ・マハルは、ムガル帝国5代皇帝が最愛の妻の若い死を悼んで建てた霊廟。総面積17万平方mの広大な敷地にペルシア式の幾何学庭園と左右対称の総大理石造り。浮き彫りや透かし彫りが施され、細部まで美しく精巧。

アジャンター石窟群:アジア仏教美術の源流をたどる断崖の石窟群

全長約600m、大小30の石窟からなる古代インドの仏教石窟寺院。紀元前2~7世紀に断崖の岩を掘りぬいて造られ、ブッダの生涯を描いた仏殿図などインド最古の仏教壁画が残されている。
19世紀初頭にトラ狩りをしていたイギリス人士官が、巨大トラに襲われて逃げ込んだ際に偶然発見。

エローラ石窟群:壮麗な彫刻美、3宗教が混在

大小34の石窟寺院が全長約2キロにわたって立ち並ぶ。特にカイラーサ寺院は一枚岩から掘り出された奥行き85m、高さ32mの巨大かつ精緻な彫刻に圧倒される。
仏教窟、ヒンドゥー教窟、ジャイナ教窟と3つの宗教が共存することも、古代インドの「寛容の精神」を表すとされる。

ジャンタール・マンタール:巨大で精巧、革新的な観測機器が集まる天文施設

インド北部のジャイプールにあるジャンタール・マンタールは、18世紀初頭に建てられた天文観測所。ユニークな形をした天体観測器が主要な20台を中心に並んでいる。
最も大きな日時計サムラート・ヤントラは2秒刻みで時間を計測できる精巧な観測器。どれも裸眼で天体の位置を確認できるように緻密に設計されており、当時の高度な天文知識や建築技術がうかがえる。

イラン

イスファハンのイマーム広場:世界の半分がある、と称された壮麗な広場

イスファハンはイランの砂漠に囲まれるオアシス都市。イマーム広場は17世紀に大規模な都市計画によって建造された広大な広場。
青を基調としたアラベスク模様のタイルが美しい大寺院イマーム・モスクをはじめ、宮殿や王族専用の礼拝堂などが四方を囲み、「ここには世界の半分がある」と称された。

ペルセポリス:古代オリエントを統一した大帝国の王宮群

紀元前6~4世紀にペルシア帝国の都として栄えたペルセポリス。ダレイオス1世が建設した巨大な宮殿群だが、アルクサンドロス大王によって破壊、廃墟となった。
代表的な遺構は宮殿アパダナ。かつては72本立っていた列柱が、現在13本が残っている。

パキスタン

モヘンジョダロの遺跡群:インダス文明最大、5000年前の都市遺跡

インダス川流域で紀元前3000年頃に誕生したインダス文明における、最大・最古の都市遺跡。発見は1921年。
3500~4500年前もの遺跡には焼き瓦敷き詰められた直線道路が残る。排水溝や井戸、浴室などがならび、豊かな水を利用していた様子が垣間見える。

ウズベキスタン

サマルカンド・文化交差路:東西文化の交差から紡ぎ出された青の都

シルクロードの要衛として栄えたサマルカンド。13世紀にモンゴル軍の攻撃で崩壊したものの14世紀にティムールによって再び栄えた。戦争の際に各地から優秀な職人や芸術家を連れ帰り、文化や技術を融合させて美しい都を再建。特にレギスタン広場は当時のサマルカンドの中心地となった。

ブハラ歴史地区:中央アジア最古のイスラム建築が残る要衛地

シルクロードの重要な交易都市として2500年続く古都ブハラ。旧市街にはモスクやメドレセ、日干しレンガの建物が立ち並び、アルク城の上から趣深い街並みを一望できる。美しいイスラム建築の粋がうかがえる。

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