六腑の不調

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大原さんちの食う・寝る・ココロ 東洋医学はじめの一歩

六腑の失調は消化、排泄機能を中心に不調をもたらす。

胆の機能が失調すると、おもに胆汁の分泌・貯蔵に障害が起きる。また情緒不安定にもなる。
表裏関係にある肝の疏泄機能が失調すると胆経に熱が鬱し、湿熱が疏泄されず逆上すると口苦が生じ、胆汁が外に溢れると黄疸があらわれる。

胃気が失調すると、食物を受納、腐熟、小腸に送るという和降機能に障害が起きる。
飲食不摂生などにより和降機能の低下が生じる。冷たい物の過食は気滞を生み、胃痛を生じる。辛い物の過食は胃熱から悪心症状などを引き起こす。

小腸

小腸は胃からの水穀を受盛、化生し、清濁の分別の働きがある。病態によって虚熱と実熱がある。
寒邪により腎陽不足などが生じ小腸虚寒となる。消化機能の低下のほか、清濁の分別機能が減退すると腹痛や吐き気が生じる。小腸実熱は排尿時の熱痛などを起こす。

大腸

大腸は小腸で分別された糟粕を伝道する生理機能がある。大腸の燥熱、陰虚、陽気虚弱による推動機能の低下などで、大便燥結や便秘が生じる。肺の粛降失調、胃の和降失調、飲食不摂生が合併すると便秘が悪化する。

膀胱

貯尿、排泄機能が不調となり、排尿障害が生じやすい。腎の影響を受けやすい。
腎陽不足により膀胱の気化機能が失調すると排尿障害、排尿痛などが生じる。また、湿熱が膀胱にこもると、頻尿、尿痛、尿の混濁や残尿などの症状があらわれる。

三焦

三焦の機能である気化作用が失調すると、肺の通調、肝胆の疏泄、膀胱の気化などが影響を受ける。
三焦の気化作用が失調すると肺、脾、腎、膀胱、大腸、小腸、肝胆、水液代謝のバランスが崩れ、気の流通や津液代謝が失調し、全身の気化作用に影響を与える。

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