常識やぶりの健康読本

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常識やぶりの健康読本 (宝島社文庫)

知ってると危ない医学理論

人間ドックには行くな! 佐藤純一

ドッグを受診した中年男性の9割に異常が出る半面、異常なしと判定されたのに手遅れのガン死者がでてしまうこの不思議。
日本だけにしかないこの不思議な健診、病気予防に大流行の人間ドックは、穴だらけで矛盾がいっぱいだ。

やっぱり言う、スポーツはからだに悪い! 松沢実

スポーツはケガや突然死の原因になるだけでなく、老化を促進する。
なのになぜ体育関係者や厚生労働省、文部科学省などはスポーツの推奨をやめないのか。

コレステロールなんか怖くない! 朝日路雄

長い間、声高に言われてきたコレステロール=悪玉説は今や風前のともしび。
コレステロールは生命体には不可欠で、薬で容易に減少させることのほうにこそ危険性が高いことが明らかになったのだ。
高脂血症と言われて薬を飲むのは、ちょっと待て!

みんなが信じてることの落とし穴

ダイエットするには好きなだけ食べろ! 松沢実

肥満の原因は、カロリー過多ではなく、脳の疲労にあった!
従来のダイエットがうまくいかないのは、いずれも禁欲的な抑制が脳の疲労を増大させるからだ。

流行りの「栄養学説」にふりまわされるな! 八城丈

栄養学者があれほどもてはやしたリノール酸は、今や一転して健康に良くないとされてしまった。
αリノレン酸やβカロチンでさえ、すでに危険だと報告されている。
栄養学説は、かくも作られやすく瓦解しやすい。

漢方薬の「安全神話」は崩壊した! 丸戸久

西洋医学しか学んでいない医者の漢方薬処方は、誤用だらけで危険きわまりない!
西洋薬との併用でどんな副作用が出るかに至ってはまるで解明されていない。

体格のいい若者は病気になりやすい 丸戸久

年々向上する若者の体格に諸手を上げて喜んでいてはいけない!
彼らに骨折が増加し、過敏性腸症候群やアトピーなどの病気が蔓延しているのは、むしろ身体が大きくなっているからだ!

「カラダに悪い」はカラダにいい

タバコ・酒も三分の利あり 林工

タバコには感染症への抵抗力を増し、アルツハイマーを予防する効果さえある。

酒もストレス反応による免疫力低下を防ぎ、虚血性心疾患を抑制して長寿を促進するなど、新しい科学的データが目白押し。

「ストレスを感じない人」こそ危ない! 半沢裕子

ストレスに適応できない、あるいは過剰に適応してしまう人が増えている。
彼らはストレスへの感覚が鈍くなり、肉体的にも社会的にも危険な状態へと陥っていく。

まず何よりもストレスそのもの、そして何がどのくらい辛いのかを感じ取れることが大切だ。

睡眠は6時間で充分だ! 八城丈

不足も良くないが、充分すぎても睡眠障害、ひいては病気のもとになる!
長らく信じられてきた8時間睡眠に代わって、欺界の第一人者が忙しい現代人に、科学的根拠と良質な睡眠のとり方を教える。

感想

健康、医学、医療などの知識ほど、変転極まりないジャンルはない。
それというのも、そもそもバリエーションに富んだ人体実験ができないわけだし、確実だといえるほどの量の証拠に基づいた議論がなかなか起こせないからだ。
それで俗説や先入観がいつの間にか形成されている。

なんとなく正しいと思っている健康・医療の常識をひっくり返す一冊。

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