コンピュータに仕事を奪われず、共存するには

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これからの世界をつくる仲間たちへ

著者の落合氏は現在メディアアーティストとして活躍している方である

時代の流れのまとめ

  • 魔術の時代(産業革命以前)

→まじないの世界。原理はよくわからないけれどもその結果を人々が享受する世界
  (肉を火に通すと生よりも腐りにくい)

  • 脱魔術化の時代(産業革命以降)
→ 世の中の原理、原因が説明できるようになった上で結果を人々が享受する世界
   マックスウェーバーによる考察
   (パスツールによる細菌の発見)

  • 再魔術化の時代(21世紀)
→コンピュータのサービスのブラックボックス化により、人々が原理はわからないけれども 
 結果を享受できる世界:魔法の世紀
   (iphoneのSiriの仕組みはよくわからないけれども便利)

魔法の世紀

デジタル社会のブラックボックス化の象徴としての魔法

20世紀の映像の世界では一つのコンテンツに対して人々がそれを受け取っていた
21世紀の魔法の世界では一人一人が相互に享受して価値観が無限に広がる

リアルとバーチャルの境界線も曖昧になる

  • 生身の人間で大切になってくるのは語学力でなく母国語を論理的に操るれること
コンピュータの技術の向上で翻訳機で十分コミュニケーション可能に
 →語学力を磨く時間は無駄に。それよりもロジックがしっかりとした母国語を使うことが
  正確に翻訳され、共有されやすくなる

ホワイトカラーはいらない

情報処理能力はコンピュータの得意分野
 →事務処理的な仕事や管理職はコンピュータに取って代わるほうが合理的
   (Uberではタクシーの管理はコンピュータになり、顧客とブルーカラーが直接やりとり)

ホワイトカラーとブルーカラーの区別は無意味になる
→クリエイティブクラスという新しい階層
   創造的専門性をもった知的労働者
    専門的な暗黙知を自己の研究により集積させていくことが必要
     (前例のあることではなく自己の価値基準を大切にすること)

じゃあ実際にどう手を動かしていく?

オンリーワンでナンバーワンを目指す
引用

  • それによって誰が幸せになるのか
  • なぜいま、その問題なのか。なぜ先人たちはそれができなかったのか。
  • 過去の何を受け継いでそのアイディアに到達したのか。
  • どこに行けばそれができるのか。
  • 実現のためのスキルはほかの人が到達しにくいものか。

思考体力をつける
自己の解釈力を深め、暗黙知へとつなげいく
→そのために必要なことは思考を言語化して説明することである

専門的な暗黙知をもった「変態」の未来は明るい

感想

爆発的に広がる魔法の世紀に対する具体的な備え
示唆に富んでワクワクする内容

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