100字要約
教師の役目は子どもの知的挑戦をデザインすること。そのためには周到な準備、一貫した授業、適切な評価が必要である。現在の教師は「なぜ教えるのか?」を考え、授業を改めるべきだ。
序章 「大村はま国語教室」への扉
第1章 言葉・文化を学ぶことの価値観
第2章 大村はま国語教室の実践
第3章 教えるということ
第4章 中学校の教室から大学の教室へ
第5章 教えることの復権を目指して
感想
大村はまさんを僕が初めて知った本。何度読んでも新しい発見がある。読み返しすぎて、紙が柔らかくなった。
今この本から学ぶことは多いように僕は感じる。最近「リベラルアーツ教育」とか「全人教育」とかよく目にするようになった。要するに、覚えるだけの勉強は終いにしようということだろう。確かに、これまでの学校観には問題があったのだと僕は思う。おもしろくないから。しかし、大村先生はずっと昔から理想の教室を実現しようとされてきた。やっと時代が追い付いたのか。
教師を志す人なら必読の1冊。僕からすれば、これがスタンダードになってほしい。
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