90年代の証券会社で奮闘するお個々の物語

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自由からの逃走 [kindle版]

作者の伊東 良氏はバブル期の証券会社に入社している。その時の
実体験に基づく作品になっているのではないかと思いました。

ストーリーは現代では一般的なネットトレードが普及していない時代。
根性営業でノルマと格闘しながら電話や営業廻りに生を出す毎日。
お年寄りをだましているんじゃないか、高い手数料を得るために、
コロコロ銘柄を変えてもらうなど働く価値が見いだせなくいます。
イジメられて、死ぬ同僚までいる始末・・・・・

そんな側面を書きながら、一方で主人公が大学時代に傾倒していた、
エーリッヒ・フロム「自由からの逃走」。

「自由からの逃走」を知らなかったので、グーグルで検索をかけると、この本ではなく、
エーリッヒ・フロム氏の本が必ず頭に出てきます。
世界初の人間の生存権の保障を書いたワイマール憲法を採用した国
の中で、ファシズムに傾倒していったのかの謎を解き明かしている部分に
シンクロさせている部分が難しかった。イマイチ腑に落ちない。

最後は綺麗にまとめられていたのでホッとできます。

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