導かれるあなたには道なしが憑いていますよ。

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からくさ図書館来客簿 ~冥官・小野篁と優しい道なしたち~ (メディアワークス文庫)

舞台は現代の古都京都。天道に行く資格があるにも関わらず、この世に未練が残り、人間に憑く道なしたちを、天道に導くため、冥府の役人小野篁は、後継者時子と共に、私立からくさ図書館で道なしの生涯に触れながら、天道へ導いていく、ライブラリーファンタジー。

感想

日本の歴史を縦軸に個々の人間や道なし達の人生を横軸にした、優しい人間ドラマである。古の都京都がもつはんなりとした雰囲気も小説に優しさと持たせている。小説を読むにつれて、生前の篁と時子の過去の関係が明らかになっていくが、この一冊では完全に明らかになっておらず、何重ものオブラートを剥がしていく感覚になる。シリーズ化されているため、先を読んで生前の二人を知りたいと思えてくる。

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