売れる!楽しい!「手書きPOP」のつくり方。「相手に伝える表現力」を身につけるヒントが詰まった一冊。

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売れる! 楽しい! 「手書きPOP」のつくり方 (DO BOOKS)

はじめに

どんな商品も魅力が伝わらなければ売れない。ではどんな表現で消費者に商品の魅力を伝えればよいか。この本は「手書きPOPの書き方を指南する」というよりは「相手に伝える表現力を身につけるにはどうすればいいか指南する」という色が強い。「手書きPOP」を作成・店頭に設置して売り上げが伸びた事例などを取り上げながら、効果の大きい「手書きPOP」の特徴とつくり方が挙げられる。簡単に描ける可愛いイラストも紹介されているが技術的な部分は本まとめでは割愛。

「手書きPOP」を書く前に知っておくべきこととは?

  • 商品名は後回しにすること

商品名を後回しにする理由はずばり「重要でない」から。商品名から書くのではなく、続きが気になるようなインパクトのある言葉を用いるようにする。

  • 消費者を誘導するシナリオを考えること
消費者の思考のプロセスを想像する。「キャッチコピーで興味をひかれた」あと消費者はどうするだろう?「説明文を読んで納得する」「値段を見て買うか決める」……こうした消費者の思考のプロセスを思い描くことで手書きPOPに何をどんな順で書くべきか見えてくる。

効果的な手書きPOPを書くためのポイント

  • 質問に答えること

客がどんな疑問を思い浮かべるのか想像し、その答えをPOPに書く。

  • 使いどきを提案すること
「誰が、いつ、どのようにこの商品を使うのか?」を考えて商品の使いどきを提案する。

  • ターゲットを絞ること
客の趣味嗜好・生活を細かにイメージすることで狙った相手に対してより伝わるメッセージを考えることができる。

  • 意味を伝えること
消費者が納得し、喜ぶ言葉で「意味を伝える」ことで新たな価値が生まれる。

  • 3つにまとめて伝える
効率よく情報が得られる発信が好まれる。また3つに要点を絞って伝える方法は、発信側にとっても情報を整理しやすいというメリットがある。

  • その商品が「ある」生活を描くこと
「誰の生活が、どのようによくなるのか」を想像して、客にその商品が「ある」生活のイメージを持ってもらうことで商品の価値を理解してもらう。

  • ランキングで伝える
商品に注目してもらう、選んでもらうためにランキングの活用は有効。ランキングでも「ターゲットを絞る」となおよし。(例)20代の女性に人気ランキング

  • 次の行動を促す
POPの役割は商品を買ってもらいやすくすることだけでなく、消費者が店のスタッフに声をかけやすくする効果も。「売り場にない商品があればお声掛けください!取り寄せます」「わからないことがあったら店内スタッフに」など、POPを見たあとの消費者の次の行動を促す内容も盛り込むとよい。

  • 季節感を出す
季節を感じられる言葉やイラストを盛り込むことで消費者の購買意欲をくすぐることができる。

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