受験は要領  難関大学も恐くない

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難関大学も恐くない 受験は要領―たとえば、数学は解かずに解答を暗記せよ (PHP文庫)

偏差値くそくらえで、東・早・慶も受かる「要領」がある

3時間の予習より30分の復習のほうが暗記量を増やす。過去の頻出問題をいかに知るかが大学入試とも言える。

数学には頭の柔らかさが必要だが、大学入試ではパターンの分類と解法を知ればいい。入試問題は常に過去問の焼き直し。五年分の入試問題をさっさと暗記すること。

受験迷信にとらわれていては合格できない。
①教師が受験のプロ扱い⇒彼らは担当科目のプロ。受験全体のプロは現場で戦う受験生。
②受験勉強は「知的労働」⇒どちらかというと農作業や製造業。
③根性論⇒根性は工夫を生まず、進歩しない。
④友情や遊びを捨てろ⇒受験友達がいれば情報交換など様々なことが可能になる。

暗記量をぐんぐん伸ばせ

締切はかなり集中力が必要で、普段よりエネルギーが出る。仲間同士でやる「賭けテスト」は締切効果の他にも効用がある。

一般に人間の記憶は憶えてから10時間までの間に急速に忘れ去られていく。そこで1回目の復習をする。

歩いたり声を出したり五感をフル活用すれば吸収力も定着率も全然違う。机はメインの勉強場所ではない。音楽などは暗記に重要な集中力を削いでしまう。

1日も遊ばずに勉強しようという考え方は、失敗の第一の原因。週に1日だけ成功報酬として遊ぶ日を作り、トータルの効率を上げる。

暗記を点数に直結させろ

苦手科目は「基本から」ではなく難問集の精読が最短の道。とっつきやすいところから始める。
苦手科目はもともと白地図のようなものなので、塗るのが楽。

自力で問題を解くより正解を憶えたほうが確実に点になる。問題集を選ぶ際はレベルの高いもの、なるべくロングセラーのものを選ぶ。難問から憶え、やさしい問題はチェック用に。

カードを使うなら、書き込めるものがベスト。なるべく多く書き、入試直前の総復習に使う。

「受験3悪」を暗記増強に生かせ

受験勉強の妨げになりかねない3障害を、知恵と思い切りで役立つものに変える。
①試験⇒「力試し」ではない。大事なところを暗記するチャンス。
②授業⇒予習より復習。宿題は内容によって取捨選択する。
③友達⇒友人と憶えたことは楽しい印象と共に記憶に残る。分からないことは教師に聞く。

カンニングペーパーづくりは暗記増強に効果的。実際には使わないが、要点を記すことで結局は憶えてしまう。

苦手科目も暗記してしまえ

数学は解答丸写しで暗記。ただし、解くことが快感になりやすいので病みつきにならないように注意。
模範解答を理解しながら書写→何十題か憶えたと思ったところで復習→答案が書けなければカード化。

英語力向上の秘訣は、単語ではなく短文を憶えること。短文は理解しながら暗記するので定着率が高い。単語だけを憶えるのは、混同しやすいため致命的。長文は文法にこだわらず、まず通読する。

国語は一番センスが必要なので「合格最低点を取る」という発想が大切。セリフが長くて小説に近い少女マンガは結構ためになる。

採点官に合格点をつけさせろ

本番前も勉強のペースは落としてはいけない。締切効果もあり、得点力は直前まで伸びている。入試問題と復習に前時間をあてる。

答案は採点官が採点しやすいオーソドックスな答案を書くこと。字は下手でもいいから丁寧に楷書で書く。読みにくい字はそれだけでマイナス。

答案用紙が配られたらすぐ取りかからず何点とるか構想を立て、順番を決める。初見の問題は捨てる。
その日の健康状態は入試の結果に大きな影響力を持つ。万全の注意を払って、コンディションを整える。

感想

「要領」をいっぱい知っていれば、大学入試なんてバイク免許なみの暗記力テストだ。
だが、大多数の受験生はバカ正直に取り組んで、受験勉強を大事業にしてしまう。
それは要領が悪いからにつきる。
この本は要領と暗記で、1ランクでも上の大学へ合格しようという受験術を公開したものだ。

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