ネコが仕留めたものを飼い主の前に持ってくるのはなぜ?

611viewsrihitorihito

このエントリーをはてなブックマークに追加
猫の本【改訂版】 [kindle版]

ネコが日本にやってきた

 文献上で日本にネコが登場するのは、9世紀後半の平安時代のこと。以降、「枕草子」や「源氏物語」などにもネコの記述が現れており、鎌倉時代になると、珍しい動物ではなくなっていた。大陸との交流が盛んな時代においては、人間が意図的に連れてきたり、交易船に紛れ込んで上陸したりと、移入経路は色々あった。直接的または間接的に人間が介在してネコは日本にやって来たのだ。

ネコの血統登録機関

 ネコの品種を分類し、純血品種として認められるには、血統登録機関に登録する必要がある。こうした機関は国内外を問わず全世界に多数に存在しており、それぞれの団体が設けた基準を満たせば、血統書が発行されるのだ。数ある機関のなかでも最も正式で権威があるとされているのが、以下の3機関だ。
・CFA/アメリカ
・TICA/アメリカ
・FIFe/スウェーデン

ネコのしぐさの意味:お土産を持ってくる

 自分で仕留めたバッタやゴキブリ、スズメを飼い主の元へ持ってくることがある。この行動は、以前は獲物を飼い主に見せびらかせようとしていると考えられていたが、避妊手術をした雌ネコに多く見られることなどから、近年では飼い主のことを狩りのできない未熟なネコだと思い、母ネコ気分で獲物をとってくるというのが通説になっている。

ネコのしぐさの意味:前肢を折り畳んで座る

 ネコが前肢を折り畳んで座っている状態を「香箱座り」と呼び、その姿が香木や香料を収納する蓋つきの「香箱」に似ていることから名付けられた。この姿勢は、即座に次の動作に移られない体勢のため、リラックスした状態にあると考えられている。

ベンガル

 ヒョウによく似た美しい斑点模様が魅力のベンガル。その歴史は1963年、アメリカ人のブリーダーのジーン・ミルズが1頭のベンガルヤマネコを手に入れ、雄の黒ネコと交配したことに始まる。その試みは成功したのだが、本格的な繁殖には至らなかった。
 後の1970年代、アメリカのロマ・リンダ大学ではネコ白血病の研究がおこなわれており、ベンガルヤマネコなどの野生ネコが、白血病に対して先天的な免疫を持っているという仮説の下、ワクチン作成のためにベンガルヤマネコとイエネコの交配が行われた。
 そんな時、毛皮のために密漁されるヤマネコの存在に心を痛めていたジーンは、「ヤマネコのような被毛をもつペットがいれば、毛皮に対する需要が減るかもしれない」と考え、ヤマネコとイエネコの交配を再開。そして、ジーンは大学で生まれた子ネコを譲り受けることとなったのである。

感想

たくさんのネコの写真もあり、眺めているだけでも楽しいです。

関連まとめ

本のまとめカテゴリー


コメントを書く