データを使って仕事の効率を上げる
数字を使うからできること、数字のとらえ方
- 数字を使うメリット
- 言葉では曖昧なことが、数字だと正確に表せる
データ、数字の把握・分析方法
集計、分析の解釈
- 度数分布、ヒストグラム
- 平均、中央値、最頻値
- 正規分布
- 分散、標準偏差
- 散布図、相関関係
数字を使いこなすための、着眼点
上辺だけで見ずに、数字を読み解く
- リスクとリターン、単利、複利
- コンジョイント分析
- 検索結果から役に立つ情報を取捨選択する
数字から変化を予測する
- 時系列予測
- 回帰分析
- 期待値
- フェルミ推定、ベイズ推定
- ポアソン分析
数字を正確に伝え、データで「人を動かす」スキル
グラフの使いかた、見せ方
- 棒グラム、ヒストグラム
- 折れ線グラフ、パレート図
- 円グラフ、帯グラフ、レーダーチャート
数字、データの読み取り方を誤らないためのコツ
- データの見せ方に注意
- 操作されている、作為的なデータ
- 相関関係のある数字、ない数字
感想
初歩的入門書であり、あっさりとした記述のためさらりと読み進められる。
本書1冊で特定の知識を体得するというよりも、
ガイド的に読み込むことで、興味を持った項目についてさらに読書の幅を広げることが可能。
広く浅く数字の見方に関する知識を身に着けたい方、
学生や社会人3年目ほどの数字の扱いに不慣れな方にオススメ。
全体的に項目が盛りだくさんのため、読み応えがある。
予備知識がなくても、数字を読みこなす・使いこなすことに興味がある方なら
スムーズに読みこなせると思う。
個人的には、第1章・8章部分に記述のある「数字を正しく読み取る」項目に関して
もっと詳細を知りたいと感じた。
数字に強くなるために、考え方を変えるところから始める。
そのための第一歩を、力強く応援してくれる一冊。
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