その時、あなたはどう動くか「現実主義者の選択」を読んで

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現実主義者の選択―先哲の人生に学ぶ

 舛添前知事ら政治家の不正支出などの不正行為や、三菱自動車など数々の会社によるコンプライアンス意識の欠如は目を覆いたくなる。この書籍から、国と企業を破滅へ導かないための観察眼を養うことができると思う。当時の貴重な写真をふんだんに使って、モンクット王、初代ハリファクス侯爵、堀悌吉の生き方をリアルに描き、解説している。
 ブロードウェーミュージカル「王様と私」に登場するモンクット王は、幕末の思想家、吉田松陰が足元にも及ばない豊富な国際知識で国際情勢を理解し、英国やフランスからの侵略の脅威を退け、独立を守ったと、著者は述べ、詳しく解説している。
 英国の名誉革命の指導者、初代ハリファクス侯爵の生きざまを描き、ものの見方や政治家心得を紹介している。現代の政治家や読者にも参考になる。
 旧海軍の堀中将は、太平洋戦争前夜の暗い社会世相の中で現実主義者として理想を求め、米英協調を唱えた。このため、海軍から追われた。親友の山本五十六海軍元帥や古賀峯一海軍元帥の考え方も紹介されている。権力者や世相に流されないで自分の考えや信念に従う勇気と観察眼の大切さを学んだ。
 

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