障害者が犯罪を犯すには理由がある。それを知らずに障害者だから......と言わないで

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累犯障害者 (新潮文庫)

あらすじ

知的障害や精神障害があり、犯罪を繰り返し起こしてしまう人。出所後に福祉支援を受けられず、社会復帰できない人が多い。犯罪白書によると、2006年の全受刑者のうち約15%が入所2回目以上の知的障害者だった。法務省が07年にまとめたサンプル調査では、累犯障害者の6割が、出所から1年未満で再び犯罪を起こしていた。

作品内容

刑務所だけが、安住の地だった――何度も服役を繰り返す老年の下関駅放火犯。家族のほとんどが障害者だった、浅草通り魔殺人の犯人。悪びれもせず売春を繰り返す知的障害女性たち。仲間内で犯罪組織を作るろうあ者たちのコミュニティ。彼らはなぜ罪を重ねるのか? 障害者による事件を取材して見えてきた、刑務所や裁判所、そして福祉が抱える問題点を鋭く追究するルポルタージュ。

目次

序章 安住の地は刑務所だった―下関駅放火事件
第1章 レッサーパンダ帽の男―浅草・女子短大生刺殺事件
第2章 障害者を食い物にする人々―宇都宮・誤認逮捕事件
第3章 生きがいはセックス―売春する知的障害女性たち
第4章 ある知的障害女性の青春―障害者を利用する偽装結婚の実態
第5章 多重人格という檻―性的虐待が生む情緒障害者たち
第6章 閉鎖社会の犯罪―浜松・ろうあ者不倫殺人事件
第7章 ろうあ者暴力団―「仲間」を狙いうちする障害者たち
終章 行き着く先はどこに―福祉・刑務所・裁判所の問題点

感想

現在、刑務所に入っている障害者のある方の数はとても多くなっています。刑務所に入っている事=悪と捉えてしまう。障害者は怖いなどの認識を持つ前に是非読んで欲しい小説です。刑務所に居ると言う結果を見るのではなく、入るに至った過程を知ることが出来て良かったと思います。一人でも多くの人に読んでもらい、障害者差別が減って欲しいと考えます。

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