陸上から見るのとは180度違った視点から眺める東京の「水路風景」

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東京水路をゆく ―艪付きボートから見上げるTOKYO風景

こんな本

著者が自分でボートを所有し、東京の水路を津々浦々まで航行して発見したこと。冒険的な楽しさのある本。

行ってみたい(1)

江戸川や中川を航行する時、驚くほど遠くまで川だけを通っていけるようになっていることに気づいたそうだ。それもそのはずでこれらはかつて利根川とその支流だった場所であり、現在の利根川河口である銚子や霞ヶ浦から船で運搬ができるよう大規模に整備された川である。それが江戸期までさかのぼれるのもすごいことだし、今、実際に船を動かして体感するのはとても楽しそうだ。

行ってみたい(2)

新宿など西方に東京の中心が移る前の元祖「日本橋」を船で通り抜ける体験。著者によるとこの日本橋川に面して風格のある三菱倉庫が建っているそうで、水路からだからこその発見であろう。いにしえの大水運時代のなごりである。

人の手で生かされ、今も利用されている東京水路

江東区の水路は周囲の河川から切り離され、水位を低下させている。周囲の河川との間には水門や閘門が設置され、これらをうまく管理して水があふれたり、流れがよどまないようにしているようだ。また閘門を船で通行する様子も本書で紹介されており、面白い仕掛けを体験する一種のイベントである。

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目次

第1章 水路をめぐる愉しみ、あれやこれや
第2章 心が躍る水上散歩! 地区別水路のご案内I
第3章 心が躍る水上散歩! 地区別水路のご案内II

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