100歳の誕生日に窓から逃げ出したアラン。アランが駆け抜けた20世紀と巻き起こり続ける大事件の数々!

841viewsカタカナカタカナ

このエントリーをはてなブックマークに追加
窓から逃げた100歳老人

100歳の誕生日に老人ホームの窓から逃げ出したアランは、ついギャングのカートを持ち逃げする。
偶然出会ったユーリウスとカートを開けると、中には多額の現金が。
不慮の事故で追っ手を殺してしまった二人は逃走を開始。途中ホットドッグ屋のベニーを運転手として雇い、湖畔でゾウを飼う赤毛の女性ベッピンも加わり、またも追っ手も殺してしまった4人はベニーの兄の元へ逃げる。
一方、「ギャングによる老人の誘拐」とされていた事件は、次第に「アランによる連続殺人事件」では?と疑われ始める。
アロンソン警部やギャングの親玉オニカマスはアラン達に接近するが、彼らの人柄に陥落し、仲間に加わる。
そこに様々な偶然が重なり、殺してしまったギャング達の他の死因が証明される。
喜んだアラン達は、カートの金で知人アマンダが住むインドネシアへ移住。アマンダと恋に落ちたアランをある日政府の要人が訪ねてくる…。

0~24歳
1905年誕生。父は活動家で1人で独立運動を行い死ぬ。その時の母の言葉がアランの人生を左右する。

世の中こういうもの。これから先もなるようになる。

幼少期から爆弾工場で働き、爆弾作りの名人となり母の死後、誤って近所の金持ちを爆死させる。当時、犯罪者は遺伝的欠陥があるとされ、子孫が残せないよう去勢され実験体にされる。しかし時代とともに研究は下火になり解放。

24~34歳
爆弾作りの職を得るが、雇い主と気が合わず、同僚の故郷スペインへ。戦争で、同僚が爆死し代わりに共和党に従軍するが、偶然敵の将軍を助け、政治に興味がない為あっさり鞍替えし、将軍の力で故郷行きの船に乗る。

34~40歳
N.Yに寄港した船をアメリカが押収。爆弾の専門家として原爆研究所へ。初めは英語ができず下働きをするが、ある日原爆を完成させる上で重要な提案をする。トルーマン副大統領に気に入られた矢先、ルーズヴェルト大統領が死ぬ。

40~43歳
大統領になったトルーマンに頼まれ、蒋介石の妻と中国へ。しかし、彼らに嫌気がさし、捕虜で毛沢東の妻 江青達と脱走。彼女達を故郷に送り、陸路で故郷へ。
途中で共産主義者達と出会い助け合いながら山を超えるが、仲間は射殺、アランは拘束される。
暗殺に協力する事で助命し、囚人仲間の牧師と共に監房を爆破。大使館に逃げこみ、トルーマンの助けで帰郷。研究所を紹介されるが、学歴がないため不採用。

43~48歳
無職のアランにソ連の研究者ユーリが接近。彼の人柄に好意を持ったアランはソ連へ。しかし、スターリンの逆鱗に触れ、アインシュタインの異母弟ヘルベルトと強制収容所へ。

48~63歳
ロシア語を覚えヘルベルトと脱走を計画。北朝鮮へ行く途中メレツコフ元帥を襲い、元帥になりすまし金正日に会う。金日成に正体がバレ元帥も現れるが、毛沢東に江青の話をして助かり、バリへ休暇に。
平和な日々を過ごすアラン。一方ヘルベルトは自分と同等の知能のアマンダに恋をし結婚する。アマンダは低能だが頭は悪くなく、賄賂を駆使し政治家として大成。しかし情勢の変化でパリに飛ばされ、夫とアランも行く事に。

63~77歳
アランはひょんな事からCIAに入りソ連へ。旧友ユーリと再開。2人で米ソ友好の為、偽の情報を流す。情勢が変りアランは、ユーリ夫妻の亡命を助け、自分も故郷に戻る。

77~100歳
故郷で何不自由なく過ごすアランだったが愛猫が狐に噛み殺され、復讐に燃える。狐と一緒に自宅を吹き飛ばし、老人ホームに入る。
ホームで100歳の誕生日会が行われる。市長も地方紙も皆来る。が、アランだけは参加する気がなかった…。

感想

近代史の勉強に面白い本でした。かなり無理してまとめたためチンプンカンプンなところもあるかもしれませんがご容赦下さい。本来は100歳の現在とアランの過去が交差し、ハラハラ・ドキドキ、とんでもない展開の連続で飽かずに最後まで読めます!
可能であれば英語版でも読んでみたい作品です。

関連まとめ

本のまとめカテゴリー


コメントを書く